映画の脚本を書いて、ひとりの女の子と出会った話。
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16:名無しNIPPER[saga]
2024/08/15(木) 16:22:38.57 ID:e+s7r/2n0

ヒツジは俺の隣に座ると、両手に握りしめた台本をじっと見つめていた。

「これって私をモデルにされているんですか」

「ああ」

「どうして私だったんですか」

「と言うか、そんなこと誰から聞いたんだよ」

俺がそう言うと彼女は向こうで声をあげてる
監督の方を指さしていた。

俺は思わずちいさくため息を吐いた。




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