39: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2024/06/30(日) 00:19:03.19 ID:acICW3jd0
初月「目が腐った……次、五十鈴どうぞ」
瑞鶴「口頭で説明だけして」
ビスマルク「二年も前の話よ。突如、あの珍妙な兵隊を率いて現れた『最悪の魔女』が、全土の王国領内を支配したのは」
40: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2024/06/30(日) 00:19:38.62 ID:acICW3jd0
ビスマルク「と言っても、釈明出来るほどの大層な理由なんてないわ。私、盗賊崩れのクズが大嫌いなの。それだけ」
(;T)「ええ……?」
41: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2024/06/30(日) 00:20:38.50 ID:acICW3jd0
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42: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2024/06/30(日) 00:21:13.04 ID:acICW3jd0
瑞鶴「何がいて、何を持ってくれば良いの?」
「黙って聞いてろ。順に説明する」
43: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2024/06/30(日) 00:22:07.24 ID:acICW3jd0
ビスマルク「これはあくまで伝承なのよ。最初から頼りに出来るような代物じゃなかったの」
初月「そうやぞ。徳川埋蔵金アテにするようなもんや」
瑞鶴「初月の姿で可愛くない関西弁やめて」
44: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2024/06/30(日) 00:22:42.13 ID:acICW3jd0
初月「金玉を三つ集めたらどこに向かえばいいんだ?」
瑞鶴「提督アンタもう初月の間は喋んないで」
ビスマルク「もう一度ここに戻ってきて頂戴。最後に向かうのは、メスガキ王国地下のカタコンベよ」
45: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2024/06/30(日) 00:23:13.23 ID:acICW3jd0
ビスマルク「来たわよ」
頭上からスッと影が差したかと思えば、大きな羽ばたきで風を巻き起こしながら、赤い『竜』がゆっくりと下降してきた
ファンタジーRPGお馴染みのドラゴン。その荘厳たる姿は、俺たちから容易く感嘆を引き出した
46: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2024/06/30(日) 08:40:42.23 ID:acICW3jd0
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47: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2024/06/30(日) 08:41:34.36 ID:acICW3jd0
初月「最初のウサギも卯月の声してただろ!?恐らく、番人や最悪の魔女もウチの奴らの姿をしてるんじゃねえかな!!」
瑞鶴「ねぇ!!それって強さまで模してたりしないわよね!?青葉やら天龍やらが出てきたら詰みよ!?」
初月「は???????負けないが????????」
48: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2024/06/30(日) 08:42:26.91 ID:acICW3jd0
五十鈴「そもそも、皇女は信用していいのか!?」
初月「大いに疑ってかかるべきだろうぜ!!」
瑞鶴「根拠はあるの!?」
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