260: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2024/03/08(金) 21:27:19.23 ID:zBkrFghu0
彡(゚)(゚)「正直言って、内容聞いたときは面食らったで。コイツワンチャン人の心無いんちゃうかって」
(☆...●)《お前に言われちまうたぁ杉浦三曹も大層不本意だろうな》
彡(゚)(゚)「おう一応侮辱発言や差別発言は立派な罷免理由になるの忘れんなや?………せやけどまぁ、やっぱり、“合理的”やったわ。
261: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2024/03/08(金) 21:28:55.23 ID:zBkrFghu0
undefined
262: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2024/03/08(金) 21:29:57.51 ID:zBkrFghu0
(☆...●)《まぁしかし、お前の言うところは解る。言葉を選ばず言っちまえば厨二病臭い理想論に基づいて“情”を廃した三成の考え方と比較して、“情”をも計算に入れて真に粛々と作戦や効率的なシステムを考える杉浦の言動は確かに乖離があるな。
と、この表だった動きを並べ立てると今度は一見ただのサイコパスだが………》
彡(゚)(゚)「ああ、それともちゃうな。一般的な人間の情動を理解できんわけでも、記号的に捉えてるわけでもない。いや、後者の面は少なからずあるっちゃあるが、杉浦三曹の場合はそれを“意識的”にやっとった。
263: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2024/03/08(金) 21:31:19.14 ID:zBkrFghu0
undefined
264: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2024/03/08(金) 21:32:19.22 ID:zBkrFghu0
彡(゚)(゚)「まぁ正直気持ちは解るで。ワイとしても、ご意見番や参謀として重宝はすれど例えば自衛隊の上層部に奴さんを上げるかって言われれば二の足踏む。
国を人体と例えるなら、杉浦六真は劇薬や。不治と言われた難病を克服できるかもしれん一方で、その副作用によって致命的なまでに死期を早める可能性もある。……特警隊への昇進に、現場の自衛官達が難色示してたのも納得よ」
(☆...●)《その劇薬が、必要不可欠なモノになりつつある程実情は末期的……ってことかよ》
265: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2024/03/08(金) 21:35:43.38 ID:zBkrFghu0
彡(゚)(゚)「国家間に真の友人は居ない」
(☆...●)《シャルル=ド=ゴールだな》
彡(゚)(゚)「我々の正直さが他国にとって実は恐るべきものだ、などと我々自ら大まじめに信じていたのは、我々には何も見えていなかったということであった。
266: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2024/03/08(金) 21:38:08.28 ID:zBkrFghu0
(☆...●)《………つまり、やる気か。この策を》
彡(゚)(゚)「おう。あくまで“それが本当に最善であると結論がついたら”やがな」
(☆...●)《後世どころか、詳細な内容が表沙汰になれば普通に現代で大問題になる。仮に急場はしのげてもその後は内閣倒壊どころの話じゃない》
267: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2024/03/08(金) 21:39:46.62 ID:zBkrFghu0
.
268: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2024/03/08(金) 21:40:39.46 ID:zBkrFghu0
J('-`)し「ごめんね、散らかってて………」
@# _、_@
.( ノ`)「………親友だからこそはっきりいうけど、まぁ酷い有様だね。震度7の地震に気づかないほど私も耄碌しちまったのかい」
269: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2024/03/08(金) 21:41:46.22 ID:zBkrFghu0
J('-`)し「………………止めに来たわけじゃ、ないんだ」
@# _、_@
.( ノ`)「本音は止めたいさ、そりゃあね。言葉を尽くして、何時間でも何日でも説得して、力尽く腕尽くになろうとも止めたいよ。
280Res/348.74 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20