268: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2024/03/08(金) 21:40:39.46 ID:zBkrFghu0
J('-`)し「ごめんね、散らかってて………」
@# _、_@
.( ノ`)「………親友だからこそはっきりいうけど、まぁ酷い有様だね。震度7の地震に気づかないほど私も耄碌しちまったのかい」
J('-`)し「アハハ、寧ろそうはっきり言ってくれて助かるなぁ。本当、掃除しないとね」
@# _、_@
.( ノ`)「足の踏み場もないとはこのことだよ………あ、画鋲踏んだ」
J(;'-`)し「ええええ!!?ご、御免なさい、大丈夫!!?」
@# _、_@
.( ノ`)「いや、私こそ悪いことしたね、ホラ」
J('-`)し「………………歪むとか針が折れるとかならまだ理解したけど、砕け散るってどういうことなの」
@# _、_@
.( ノ`)「家じゃ一苦労だよ、壁をぶち破り画鋲を握り潰しかねないから小指の爪先でゆっくりと差し込まなきゃならんもんでね………」
J('-`)し「ころもちゃんちって紙細工とかで作ったんだっけ?」
@# _、_@
.( ノ`)「はっ、学生時代を思い出すキレキレのツッコミだねぇ。少しは気も紛れたかい?」
J('-`)し「! …………本当、ころもちゃんには敵わないね」
@# _、_@
.( ノ`)「中学以来三十年近く続いてきた友情に、敵うも敵わないもあるもんかい。あたしゃアンタが敵だと思ったことなんざ、ただの一度だってありゃしないよ」
J('-`)し「そういう意味で言ってるわけじゃないって解ってるくせに、意地悪なんだから」
@# _、_@
.( ノ`)「親友から外で無駄に待ちぼうけ食らったとあっちゃあね、少しは仕返ししたってバチは当たらないだろうさ。
それに、だ。もう何度もできやしないだろ?こんなやりとりもさ」
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