266: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2024/03/08(金) 21:38:08.28 ID:zBkrFghu0
(☆...●)《………つまり、やる気か。この策を》
彡(゚)(゚)「おう。あくまで“それが本当に最善であると結論がついたら”やがな」
(☆...●)《後世どころか、詳細な内容が表沙汰になれば普通に現代で大問題になる。仮に急場はしのげてもその後は内閣倒壊どころの話じゃない》
彡(゚)(゚)「覚悟の上や………ちゅうか、現場の自衛官にゃ関係ない。どこまで行っても、ワイは“人面獣心の作戦を隊員たちに強いるクソ為政者”でしかなく、どんな面罵もただただ当然の評価に過ぎん」
(☆...●)《或いは、既に人類は疾うの昔に手遅れかもしれねえぜ?負け確の戦の中で、俺達は死期を待つ患者にポテトチップスとアイスクリームを差し出すどころかその首を締め上げることになるって可能性は考えられないのか?》
彡(゚)(゚)「その可能性を否定はせん。せやけど、“かもしれない”で国家元首が国の存続を諦める理由にはならへん。
向こうが交渉の余地がある存在ならば、隷属を甘んじて受け入れるかわりに生存を模索する未来もあったかもしれん。やが、そうした“外交的解決”ができん化け物集団である以上、ワイらには其の結末がどうであれ抵抗以外の選択肢は残されとらん」
(☆...●)《死中に活を求める、か。
………その先陣を切ることが許されねえ、“指揮官”として机に座って傍観するしかねえってのは、思った以上に辛いもんだ》
彡(゚)(゚)「こんな作戦、確かに認可するぐらいなら死んだ方がマシやけどな。ほなワイらが自決したらなにか変わるんかと言えば、なんも変わらん。単に有事の意思決定に混乱齎して終わりや。
故に、ワイらは死に“逃げる”ことは許されん。幾百幾千の自衛官の命を担保とする責任を、ワイは為政者として、お前は海自指揮官として、全うせなあかん」
「諦めず、最後までこの国を見捨てずにやろうや」
《……解ってたことだが、“国を護る”ってのは難儀なもんだな》
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