224:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 12:56:08.46 ID:XVB8s0iW0
そしてもちろん、
魔女/賢者/魔神たちは妨害に対する備えも固めていた。
エヴァを含め開発陣の守りは厳重であり、
それこそ魔帝が自ら出陣でもしないかぎり鉄壁であった。
225:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 12:56:58.81 ID:XVB8s0iW0
当然ながら諸勢力は
他の侵犯者の情報収集にも尽力していた。
覇王アルゴサクスについては、その傲慢と虚栄と支配欲ゆえに
226:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 12:57:43.28 ID:XVB8s0iW0
だが一方で、残るもう一柱、
スパーダについては問題があった。
そもそもの動向把握が難航を極めていたために。
227:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 12:58:14.72 ID:XVB8s0iW0
この時期、ヴィグリッドにいたのは魔女や賢者のみらなず、
出生が「弱き人間」である魔剣士/闇の巫女と選ばれし者も大勢いた。
魔女や賢者は圧倒的戦力を誇るが、
228:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 12:58:41.14 ID:XVB8s0iW0
そしてこの厳重な解析を通過し、支援兵団に加わった中に
とある一人の「銀髪の魔剣士」がいた。
彼はフォルトゥナという地の生まれと自称していた魔剣士であり、
229:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 12:59:09.03 ID:XVB8s0iW0
しかしその関係は長くは続かなかった。
「銀髪の魔剣士」が支援兵団に入って9年経った頃、
魔女がついにスパーダの足取りを掴みはじめたからである。
230:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 12:59:39.94 ID:XVB8s0iW0
対創造の切り札が完成間近という重要な時期に起こった、
魔女と賢者の計画を根底から破壊しかねない大事件だった。
人間たちは完全に不意を突かれた。
231:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 13:00:08.28 ID:XVB8s0iW0
これら立て続けの予想外の事態に、
魔女と賢者は大いに混乱した。
彼らはすぐにスパーダと、
232:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 13:00:49.10 ID:XVB8s0iW0
ただ、あまりにも予想外の事態であったために、
彼女ら/彼らはその成果を成果として認識することができなかった。
これは仕方のないことだった。
233:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 13:01:26.32 ID:XVB8s0iW0
第三部 「伝説の戦い」
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