ダンテ「学園都市か」前時代史(仮)
1- 20
227:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 12:58:14.72 ID:XVB8s0iW0

この時期、ヴィグリッドにいたのは魔女や賢者のみらなず、
出生が「弱き人間」である魔剣士/闇の巫女と選ばれし者も大勢いた。

魔女や賢者は圧倒的戦力を誇るが、
人口が少ないためどうしても作業数には限界があり、
諸雑務をこなすために魔剣士/闇の巫女と選ばれし者からも
才人や戦士を募って支援兵団を組織していたのである。

ただし誰でも受け入れるわけではなく、
なによりも魔帝側の刺客や密偵の侵入を防ぐため、
何重もの魂・精神の解析を通過しなければならなかった。

これは絶対に『敵』が通過し得ないものだった。
この解析のもっとも重要な項目は
「人間的な慈しみや情を有しているか」、
「人間界に対する敵意や悪意を有しているか」である。

物質的な肉体や力の性質は技術さえあればいくらでも偽装できたが、
魂と精神の完全偽装は困難なものである。
そこを上述の項目などで精査することで、「悪魔的精神」の者、
すなわち「敵」を確実に炙り出すことができた。

しかもこれら解析は「世界の目」による観測が基盤となっていたため、
欺くことは絶対に不可能だった。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
313Res/336.05 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice