194:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 12:38:39.51 ID:XVB8s0iW0
このように諸勢力は柔軟に対応し、
出現が想定外だった才人たちを人材として最大限活用した。
だが、中には活用できない者たちもいた。
195:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 12:39:07.27 ID:XVB8s0iW0
これは天界勢や賢者にとって見過ごせなかった。
また現状を一応は受け入れている魔女にとっても目障りであり、
諸勢力の考えはここで一致した。
196:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 12:39:35.67 ID:XVB8s0iW0
こうしたあまりに強硬的な対応は、
さすがに主導する主神派に対して
天界諸派閥から非難の声があがるほどだった。
197:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 12:40:02.96 ID:XVB8s0iW0
そしてこの魔神派、賢者、魔女が
揃って主神派にならうという状況は非常に稀であり、
主神派にとっては絶好の機会であった。
198:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 12:40:49.07 ID:XVB8s0iW0
さらに混沌の魔術師の出現やその影響拡大を抑制する策として、
信仰体系とセフィロトの樹の結合をさせ、
精神と知識の統制も強めた。
199:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 12:41:30.58 ID:XVB8s0iW0
こうして主神派は混沌魔術師の問題を解決させ、
同時にさらに管理体制を強めることも成功した。
「弱き人間」は今や完全に主神派の意のまま、
悪しき表現を憚らなければまさに「奴隷」だった。
200:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 12:42:06.64 ID:XVB8s0iW0
6 魔女の苦心
こと武力に関する技術開発においては、
この時期アンブラの魔女こそ頂点としても過言ではなかった。
201:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 12:42:36.80 ID:XVB8s0iW0
特にコロンゾンは、その後の人間界の歴史もふくめて
魔女たちに多大な影響を及ぼすこととなった。
彼女はかつて覇王の参謀として暗躍していたが、
202:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 12:43:23.73 ID:XVB8s0iW0
だがこうした強大な悪魔たちの支援があってもなお、
侵犯者の打倒、特に魔帝打倒の「切り札」開発は困難を伴った。
もともと極めて難しいことは魔女たちも認識していたが、
203:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 12:43:58.71 ID:XVB8s0iW0
その門はアンブラ族内の下層身分のみならず、
氏族に属さない者たちにまで開かれた。
アンブラからの無断離脱者、罪悪による追放者、またその子供たち、
さらには出生が「弱き人間」であっても、
204:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 12:44:30.24 ID:XVB8s0iW0
使えるものは何でも使う、
このような魔女の姿勢は武装などにも強く現れた。
後世に知られるアンブラ魔女の武技といえば
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