ダンテ「学園都市か」前時代史(仮)
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11:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 00:16:40.08 ID:XVB8s0iW0
他世界の全能神たちはこの時、悉くがその全能性を喪失していた。

オリジナルのOMNEの崩壊によって
彼らの存在基盤たる各世界の枠組みも崩壊し、
その全能性の力を形成していた法則も共に消失していた。
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 00:17:14.65 ID:XVB8s0iW0
このようにして魔族によって塗り潰された現実は、
光を飲みこむために『闇』と呼ばれた。

闇の膨張は全てを飲みこむ勢いであり、
最終的には「難民」が逃れた虚無にも達して
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 00:17:52.85 ID:XVB8s0iW0
3 『光』の女王


現実世界に砕け落ちたOMNEは
この墜落により初めて他者から存在を認識され、
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 00:18:22.67 ID:XVB8s0iW0
その『光の女神』は目覚めるや、
まず惨憺たる現実世界の状況に嘆いた。

そしてこの嘆きを抱かせる良心こそ自分の基層であると自認し、
それによって彼女は自己同一性を獲得した。
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 00:18:56.28 ID:XVB8s0iW0
この女神は様々な名で呼ばれたが、
後世では祝祭/祝宴を意味する『ジュベレウス』の名が最も知られている。

それまで逃げ延びることができた原初世界群の神々は
こぞってジュベレウスの下に集結し、
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 00:19:35.56 ID:XVB8s0iW0
こうしてジュベレウスのもと
現実への干渉能力を取り戻した神々、
その武力は絶大なものだった。

力が全て回復したわけではなく、
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 00:20:06.63 ID:XVB8s0iW0
また彼らは全能性を失っていたにせよ、
己の周囲環境を変える程度のことは可能だった。
それ自体は幻まがいの産物であったものの、
原初のOMNEたるジュベレウスから観測されることで、
現実として固定することが可能だった。
以下略 AAS



18:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 00:20:34.64 ID:XVB8s0iW0
この『天界』の神々は
無数にあった原初世界群の出自である以上、
様々な性質の雑多な集団であり、
ジュベレウスのもとに集った目的もまた様々だった。

以下略 AAS



19:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 00:21:04.26 ID:XVB8s0iW0
4 『闇』の女王

天界の出現、そして組織的な反撃をうけ、
魔側も見よう見まねでこれに対応しようとした。

以下略 AAS



20:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 00:21:49.81 ID:XVB8s0iW0
『クイーンシバ』は、ジュベレウスと異なり
世界の修復等にはなんら興味を示さず、
指導者らしき振る舞いも一切とらなかった。

また常に現実表層に存在していたジュベレウスとはこれまた異なり、
以下略 AAS



21:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 00:22:21.50 ID:XVB8s0iW0
こうしたクイーンシバの目覚めとその影響は、
光側に傾いていた戦況を一変させた。

彼女の目覚めが遅れたのは、
OMNEとしての破片の力が大きすぎて
以下略 AAS



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