1: ◆t6XRmXGL7/QM[sage]
2022/01/10(月) 15:46:59.70 ID:jp7qlUpF0
モバマスSS
仁奈ちゃん可愛い
モバPx仁奈
女性P
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:名無しNIPPER[sage]
2022/01/10(月) 15:47:19.86 ID:/sJe6PhGo
ほう
3: ◆t6XRmXGL7/QM[sage]
2022/01/10(月) 15:51:41.56 ID:jp7qlUpF0
2022年初っ端から関東は雪に見舞われ、交通が麻痺するなど憂き目を見ていた。
私はそんな外界の混乱など知らんぷりで、リモートワークで事務所の仕事をしていた。
窓から見える外界は悲惨の一言で、電線はきりたんぽみたいになっているし、車などはほとんど通っていない。バスも運休だろうか。電車などはいうまでもないだろう。
そんな大雪の中、私の部屋に一人の小さな訪問者がきた。
4: ◆t6XRmXGL7/QM[sage]
2022/01/10(月) 15:52:26.03 ID:jp7qlUpF0
仁奈「すげー雪ですよ!プロデューサー!」
P「そうだねぇ、関東じゃ珍しいや」
仁奈「にな、プロデューサーとお散歩してーです!」
5: ◆t6XRmXGL7/QM[sage]
2022/01/10(月) 15:54:18.98 ID:jp7qlUpF0
仁奈ちゃんは実はよく食べる。ご家庭が複雑なのもあって、仁奈ちゃんはおうちではあまり物を食べられてないらしい。
その分、事務所のお姉さんたちに、色々とご飯を振舞ってもらっている。そんな仁奈ちゃんは、いつも嬉しそうで、そして楽しそうだった。
仁奈「プロデューサーのごはん!ごはん!」
6: ◆t6XRmXGL7/QM[sage]
2022/01/10(月) 15:55:34.64 ID:jp7qlUpF0
二人してカルボナーラを平らげると、さて、いよいよ外に出かけたくなったらしく、仁奈ちゃんがソワソワし始めた。
仁奈「めっちゃ雪降ってやがりますね!」
P「そうだねぇ、もう真っ白だよ」
7: ◆t6XRmXGL7/QM[sage]
2022/01/10(月) 15:56:23.79 ID:jp7qlUpF0
私としては、こんな雪の中にどうしてわざわざと思うほどだったが、仁奈ちゃんが私の家に遊びに来た理由を考えたら、仁奈ちゃんのおねだりを断るわけにはいかなかった。
厚着をして外出支度を終えると、仁奈ちゃんが今か今かと待ちわびていた。
仁奈「プロデューサー!早くですよ!」
8: ◆t6XRmXGL7/QM[sage]
2022/01/10(月) 15:57:31.34 ID:jp7qlUpF0
仁奈「雪だ雪だ〜!」
P「ここマンションだから、今は静かにしようね」
私がそういうと、仁奈ちゃんはハッとして。
9: ◆t6XRmXGL7/QM[sage]
2022/01/10(月) 15:58:14.27 ID:jp7qlUpF0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
内階段を使って外に出ると、歩道も車道も皆おしなべて真っ白に染まっていた。
足跡も轍もなく、まっさらな新雪であった。
仁奈ちゃんはさっきまでのテンションとはうって変わって、静かになってしまった。
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