3: ◆t6XRmXGL7/QM[sage]
2022/01/10(月) 15:51:41.56 ID:jp7qlUpF0
2022年初っ端から関東は雪に見舞われ、交通が麻痺するなど憂き目を見ていた。
私はそんな外界の混乱など知らんぷりで、リモートワークで事務所の仕事をしていた。
窓から見える外界は悲惨の一言で、電線はきりたんぽみたいになっているし、車などはほとんど通っていない。バスも運休だろうか。電車などはいうまでもないだろう。
そんな大雪の中、私の部屋に一人の小さな訪問者がきた。
仁奈「プロデューサー!あけてくだせー!」
モバP「はいよ、今開けるから待っててくださいな」
市原仁奈。事務所の最年少アイドルで、着ぐるみをよく着ているアイドル。私は「仁奈ちゃん」と呼んでいる。
扉を開けると、ばさぁっと雪の舞入る感触と、少しの暖かな気配を感じた。下を見ると、仁奈ちゃんがいる。
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