長門有希「私たちだけの、音色だから」キョン「ああ……そうだな」
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2021/12/08(水) 23:12:27.14 ID:6M8v8nm7O
「上手いもんだな」
「別に」

なんてことないような顔をしてこの対有機生命体用ヒューマノイド・インターフェースは極めて万能だ。いつかギターも弾いてたな。

以下略 AAS



3:名無しNIPPER[sage saga]
2021/12/08(水) 23:14:58.74 ID:6M8v8nm7O
「長門」
「なに?」
「お前はたいしたもんだ」
「別に」

以下略 AAS



4:名無しNIPPER[sage saga]
2021/12/08(水) 23:16:40.37 ID:6M8v8nm7O
「な? やっぱりお前はすごいよ」

結局、小一時間ほど指南を受けてもつっかえながらワンフレーズ弾くのが精一杯だった。
それでも長門は顔を横に振り髪を靡かせて。

以下略 AAS



5:名無しNIPPER[sage saga]
2021/12/08(水) 23:19:48.86 ID:6M8v8nm7O
「Summerなのに……雪か」
「…………」

軽快なピチカートのリズムに揺らされながら出番を待っていると、窓の外にちらほら雪が舞うのが見えて何となしに呟くと、長門は目を閉じながらまるで笑っているかのように愉快に弦を弾いた。ふと気づく。俺も楽しいと。

以下略 AAS



6:名無しNIPPER[sage saga]
2021/12/08(水) 23:22:03.54 ID:6M8v8nm7O
「ふぅ……まずまずってところか?」
「上出来」

演奏を終えてひと息吐くと、褒めてくれた。

以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage saga]
2021/12/08(水) 23:24:35.67 ID:6M8v8nm7O
「良いハーモニーだった」
「そうだな」

長門有希との合奏。いや、この場合は協奏なのだろうか。細かいことは知らんが良いものは良い。無論、俺はまだ全然下手くそだが。

以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage saga]
2021/12/08(水) 23:28:02.56 ID:6M8v8nm7O
皆様ご存知の通り基本的に吹奏楽部にヴァイオリンはありません。しかしヴァイオリンがなければ物語が成立しないのでどうかご理解ご了承頂ければ幸いです。
寒い季節のSummer、是非おすすめです。

最後までお読みくださりありがとうございました!


9:名無しNIPPER[sage]
2021/12/09(木) 12:51:02.41 ID:3Z5u9T75o
お前病気だよ


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