315: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/26(日) 22:14:42.96 ID:CwWc8uazO
【>>314
1. 部活動組の学力向上
学力40→45(退学のリスクなし)
自由行動残り3回→2回
今回も部活動組で描写することもないので、部活動組前の雨宮綾香との勉強をやります。】
316: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/26(日) 22:15:18.37 ID:CwWc8uazO
楽器に明るい人であれば、自作で曲を作るという話は聞いたことがある。だが、先ほどから彼女が口ずさんでいた曲はわたしにも身に覚えがある。
即ち、それが示すのは─────。
「……もしかして、天才作曲家とかそういう肩書きをお持ちですか?」
317: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/26(日) 22:15:50.25 ID:CwWc8uazO
呆然と座るわたしに、彼女は訊いてくる。
「ちなみに、私が誰か分かる?」
「…………………ほんっとうにごめん。わたし、あまりテレビとか見ないんだ。でも、歌は聞いたことある! 何かで聞いたことあるよっ」
318:名無しNIPPER[sage]
2021/09/26(日) 22:25:44.39 ID:mKRVc0S00
3
319: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/26(日) 23:36:35.82 ID:CwWc8uazO
【>>318
3. 歌を教えてもらう】
ペンを握る手を止め、彼女は告白を始める。
320: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/26(日) 23:38:09.89 ID:CwWc8uazO
「わたしに音楽のことを教えてください」
「…………はい?」
321: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/26(日) 23:38:51.32 ID:CwWc8uazO
「でも、どうして急に? 春宮さんって自分の弱点的なところを人に話すのはしないタイプだと思った」
「周りを頼り辛いな、っていうのはあるかも。でも、雨宮さんが先にバレたくないことを告白してくれたから、かな。これでお互いが周りにバレたくないことを知っている、みたいな?」
322:名無しNIPPER[sage]
2021/09/27(月) 01:19:50.24 ID:IhMxGGho0
あ
323: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/27(月) 22:00:46.42 ID:GIad6ZCMO
【>>322
4:自由行動終了】
あっという間に雨宮さんとの勉強会の時間は過ぎ、その後わたしは一色くんの部屋で部活動組の勉強を見る。
そんなルーティンワークをこなした後、夕食やシャワーを浴びたりと寝る前の準備をすると日付が変わる直前になっていた。
324: ◆yOpAIxq5hk[saga]
2021/09/27(月) 22:01:20.92 ID:GIad6ZCMO
知っている分、隠し通すことを第一に考えなければならない。もし何かの拍子にバレることがあれば、友情に亀裂が入る。
何も知らずに「雨宮さんって白石詩波ってアイドルに似てない?」とわたしから発言するリスクが事前に回避できただけ御の字とポジティブに考えるべきか。
気軽にサインが欲しいと言ったものの、部屋に飾ることはできない。誰かが部屋へ来たとき、それは決定的な証拠になりかねない。
「でも……」
325:名無しNIPPER[sage]
2021/09/27(月) 22:54:07.40 ID:LWsIda2YO
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