狐娘「妾は老いることも死ぬこともないケモノじゃ」
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57: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2021/05/20(木) 01:02:38.11 ID:0sLGfUdN0
男「お待たせしました」
叔母「おかえり」
58: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2021/05/20(木) 01:03:17.80 ID:0sLGfUdN0
ーーー翌日曜日 駅前ーーー
ガヤガヤ
男「……」
59: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2021/05/20(木) 01:04:16.79 ID:0sLGfUdN0
幼馴染「ほらここ!この前言ってた屋台!」
男「本当だ、よくこんな目立たないとこ見つけたね」
60: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2021/05/20(木) 01:05:05.70 ID:0sLGfUdN0
男「んーと、こうっ」シュッ
スカッ
61: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2021/05/20(木) 01:06:10.84 ID:0sLGfUdN0
スクリーン『だから、つまりね、わたしがこれからそうしていくのは。辛くてもそうしようって思えるのは……今のあなたに会いたいからなんだよ』
男「……」グスッ...
62: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2021/05/20(木) 01:08:14.44 ID:0sLGfUdN0
ーーーカフェーーー
幼馴染「あれ、男は飲み物だけ?」コトッ
男「あんまりお腹空いてなくて」
63: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2021/05/20(木) 01:09:50.42 ID:0sLGfUdN0
幼馴染「そこにいたのが私だったら――」
男「幼が泣いてる姿なんて想像も――」
64: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2021/05/20(木) 01:10:23.64 ID:0sLGfUdN0
幼馴染「考えたんだけどさ、男はその狐さんと何度も会ってるんだよね?この間見つけられなかったのは、男以外の人には慣れてないからなんじゃないかな」
男「僕以外に?」
65: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2021/05/20(木) 01:11:04.19 ID:0sLGfUdN0
ーーー翌日ーーー
タッタッタッ
男「はっ、はっ」タッタッ
66: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2021/05/20(木) 01:11:43.59 ID:0sLGfUdN0
――ガラッ
67: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2021/05/20(木) 01:12:43.68 ID:0sLGfUdN0
狐娘「改めてな、考えてみたんじゃ」
狐娘「お主と妾では住む世界が違う。ともすればお主の身に危険が及ぶこともあり得る。妾が危害を加えるということではないぞ?火の粉が降りかかるやもしれぬと言っておるのだ」
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