43:名無しNIPPER[saga]
2021/02/22(月) 23:05:30.12 ID:Qbp0OqWY0
まるで、ピクニックでもするかのように快走するナナミのあとを、私たちは警戒しながらもついていった。
彼女が、この大渓谷を冒険をしていたというのは本当らしく、道が枝分かれしていても、迷うことなく進んでいくのだった。
その間、敵とは一切出会わない。
44:名無しNIPPER[saga]
2021/02/22(月) 23:06:44.69 ID:Qbp0OqWY0
ナナミは、すこしスピードを落として、私にだけ聞こえるようにささやく。
ナナミ「ねえ、指揮官にだけに、一つしつもん。指揮官は、 Radioactiveter って知ってる?」
指揮官「知らないな、そういう難しい単語はリーや、リーフに尋ねるといい」
45:名無しNIPPER[saga]
2021/02/23(火) 22:47:51.53 ID:kzbiwlzT0
ナナミ「着いた…」
ナナミが指差す方には、人工的な光が差していた。
私たちは恐る恐る足を踏み入れると、そこは一種の資材置き場のようだ。
46:名無しNIPPER[saga]
2021/02/23(火) 22:49:01.76 ID:kzbiwlzT0
カレニーナが機械虫を操り映像を取っている間に、私たちは懸命に安全な脱出ルートを探していた。
すると、しばらく小石をつついていたナナミが飽きたのか、声をかけてきた。
ナナミ「指揮官」
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