45:名無しNIPPER[saga]
2021/02/23(火) 22:47:51.53 ID:kzbiwlzT0
ナナミ「着いた…」
ナナミが指差す方には、人工的な光が差していた。
私たちは恐る恐る足を踏み入れると、そこは一種の資材置き場のようだ。
様々な長さの板金や、ロールされた金属が規則正しく並べられている。
そして、その奥には天を衝くような白い円筒形の造形物が聳えている。
それは綺麗な流線形をしており、空気抵抗と摩擦を減らすために計算つくされたものだ。
リー「これではまるで、弾道ミサイルのようです」
指揮官「…いや、弾道ミサイルはあくまで対地ミサイルだ。わたしは、このミサイルの攻撃目標が地表だと思わない」
リー「まさか、宇宙兵器だと?」
指揮官「私は、そう思う。詳しくは、基地へ帰投してから、分析しよう」
指揮官「カレニーナ、これ以上近づかず、映像をとっておいてくれ。すぐに、脱出する」
カレニーナ「あれをぶっ壊さなくていいのか!?」
指揮官「だめだ、この状況は危険すぎる。それに、誰かが報告しないと、このままミサイルが完成してしまうだろう」
それは最悪のシナリオだ。
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