17: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/29(火) 10:13:15.14 ID:A9598kCr0
部室
花丸「棚の裏の隠し本棚に確か善子ちゃんが持ち込んだ堕天使グッズやら黒魔術に関する本がある筈ずら」
ルビィ「確かに善子ちゃん色々持ってきてるものね…よいしょ、よいしょ」
18: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/29(火) 10:14:45.89 ID:A9598kCr0
ピロンッ♪
善子『もう少しで立てる! だから絶対に手を出さない事、いいわね!?』
善子『マリー、無理は承知だけどダイヤとルビィの家の近くの道を封鎖できない?』
19: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/29(火) 10:16:17.30 ID:A9598kCr0
図書館
ルビィ「花丸ちゃん、そろそろ閉館時間だよ…これ、借りてこう」
花丸「いや、この量だと持ち帰れないずら。今、読まないと」
20: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/29(火) 19:12:14.58 ID:JU0lGUMg0
そして全ては、運命の月曜日へと至る―――――――――。
善子「局所的大雨で羽田便が成田にダイバートって……」
21: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/29(火) 19:13:56.02 ID:JU0lGUMg0
*音ノ木坂学院理事長室
理事長「…かつて何人ものスクールアイドルが、その悪魔に憑りつかれたわ」
理事長「だから封印していたけれど、解かれたとなると…」
22: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/29(火) 19:15:22.32 ID:JU0lGUMg0
梨子「………!」スマホ開き
梨子(ダイヤさんが…悪魔に…)
梨子「……内浦に。その悪魔が、来る可能性は。Aqoursの誰が狙われやすいですか…?」
23: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/29(火) 19:16:36.40 ID:JU0lGUMg0
黒澤家前
花丸(準備は、出来た)
花丸(朝方、身を清めて白装束。守り刀に酒と塩と柊の枝。あとは写経した用紙の数々)
24: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/29(火) 19:18:46.90 ID:JU0lGUMg0
花丸「よっと…」ギィッ
花丸(本来はそんな家ではない筈。だが、異様に獣臭かった)
花丸(そして、恐ろしい程寒い。吐いた息が白く見えてしまう。太陽はとっくに上っている、白装束一枚とはいえこれほど寒いとは)
25: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/29(火) 19:20:40.62 ID:JU0lGUMg0
ダイヤ?「後ろからこうで」
花丸「つ、壺?」
ダイヤ?「こう!」
26: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/29(火) 19:21:41.55 ID:JU0lGUMg0
ダイヤ?「は、花丸さんせめてルビィに会わせて! ルビィの声を聞かせてほしいの! 話させてほしいの!」
花丸(今ダイヤさんの意識があるのか? それともダイヤさんのふりをしているのか?)
ダイヤ?「どうかルビィに…せめてルビィに! ルビィを一人残したままにはできませんの、せめてルビィが寂しくないように…」
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