12: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/29(火) 10:05:21.07 ID:A9598kCr0
ダイヤ?「ルビィ、いらっしゃい? お姉ちゃんとアイスを食べましょう」
ルビィ「違う…お前はお姉ちゃんじゃない! お姉ちゃんを返して!」
ダイヤ?「逃がさない…逃がさない!」
13: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/29(火) 10:06:51.44 ID:A9598kCr0
花丸(ルビィちゃんに代わりにお留守番をしてもらい、マルのおばあちゃんも病院に運ばれた)
花丸(酷い熱も含めた風邪のようだ…だが、お医者様から聞いたことは)
花丸(ここ一週間程、体調を崩す人が増えているという。入院した人も少なくない)
14: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/29(火) 10:08:46.12 ID:A9598kCr0
花丸「はぁっ…はぁっ…」
花丸(千歌ちゃんの顔を見るのが辛かった)
花丸(曜ちゃんや果南さんも言ってた。学校を休む人が多い、のっぽパンを買うお店のおばちゃんも寝込んでた、内浦の街のあちこちで、皆が体調を崩してる)
15: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/29(火) 10:10:12.32 ID:A9598kCr0
花丸(手の痛みと、ルビィの涙が――――――――――――)
花丸(マルを、拾い上げる。終わりなき怒りから)
花丸(ダイヤさんが、憑りつかれたのだ。まだ、危機は、去っていない)
16: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/29(火) 10:11:21.05 ID:A9598kCr0
ルビィ「お父さんが場所を知ってる筈だけど…」
鞠莉「わかったわ、明日お見舞いに行く」
鞠莉「マリー達に任せて、ルビィと花丸はビッグシップに乗って安心するのよ?」
17: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/29(火) 10:13:15.14 ID:A9598kCr0
部室
花丸「棚の裏の隠し本棚に確か善子ちゃんが持ち込んだ堕天使グッズやら黒魔術に関する本がある筈ずら」
ルビィ「確かに善子ちゃん色々持ってきてるものね…よいしょ、よいしょ」
18: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/29(火) 10:14:45.89 ID:A9598kCr0
ピロンッ♪
善子『もう少しで立てる! だから絶対に手を出さない事、いいわね!?』
善子『マリー、無理は承知だけどダイヤとルビィの家の近くの道を封鎖できない?』
19: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/29(火) 10:16:17.30 ID:A9598kCr0
図書館
ルビィ「花丸ちゃん、そろそろ閉館時間だよ…これ、借りてこう」
花丸「いや、この量だと持ち帰れないずら。今、読まないと」
20: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/29(火) 19:12:14.58 ID:JU0lGUMg0
そして全ては、運命の月曜日へと至る―――――――――。
善子「局所的大雨で羽田便が成田にダイバートって……」
21: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/29(火) 19:13:56.02 ID:JU0lGUMg0
*音ノ木坂学院理事長室
理事長「…かつて何人ものスクールアイドルが、その悪魔に憑りつかれたわ」
理事長「だから封印していたけれど、解かれたとなると…」
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