梨子「久しぶりに音ノ木坂に来た」
1- 20
16: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/29(火) 10:11:21.05 ID:A9598kCr0
ルビィ「お父さんが場所を知ってる筈だけど…」

鞠莉「わかったわ、明日お見舞いに行く」

鞠莉「マリー達に任せて、ルビィと花丸はビッグシップに乗って安心するのよ?」

花丸「……」

ルビィ「ご迷惑をおかけします…」

鞠莉「果南じゃないけど、二人とも、おいで」

ぎゅっ

鞠莉「頼れる時は、頼るのよ。ね?」

ルビィ「うん…!」ぎゅっ

花丸「………」

花丸(鞠莉さんの優しさが、胸にしみる。だけど。ダイヤさんを何日もあのままにしてはおけない)

花丸(悪魔が憑りついたままにしてはおけない。ダイヤさんが飲み込まれてしまうから)

鞠莉「花丸…」


*日曜日 一日前

花丸「むむむ……」

花丸(お寺の蔵から古そうな本や歴史が乗ってそうな古書を引っ張り出してみたが、めぼしいものは見当たらない)

花丸(狐憑きや怪異やら幽霊…なんて辺りが役に立ちそうではあるが、それらの記録がなかなか見つからない)

花丸(それだけ内浦が平和だったか、或いは)

ルビィ「あ…お寺の建立時の記録だって」

花丸「ずら!?」

花丸(さすがルビィちゃん、マルが見つけられない歴史を見つけるなんて、流石網元黒澤家の血を引く人ずら)

ルビィ「えーと、昭和16年建立」

花丸「そりゃ記録少ない筈ずら!」

花丸「建立の時の住職、マルのひいおじいちゃんずら…」

花丸(駄目だこりゃ。こういう時は…あそこに行くに限る)


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
51Res/81.26 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice