31:名無しNIPPER[sage saga]
2020/12/24(木) 06:04:53.39 ID:uyzFntxd0
今年のクリスマスは金曜日。俗に言う花金というやつで、ウチの学校も今日が二学期の終業式だった。
お店が本格的に混みだすのは夜遅い時間。俺がいる時間はそこまで混むことなく、のんびりと時間が流れていき、やがてバイト終わりの時間になった。
今日はお家で美味しいお肉があるからと店長の賄いは断腸の思いで断り、コック服をロッカーにしまって、店を出る。
十六時過ぎ。空には斜陽の茜が燃える。されど商店街通りはとても冷え込んでいた。
それでも雪が降らない地域なだけマシなのだろう、と思う。ホワイトクリスマスと言えば素敵だけど、ぶっちゃけ雪が降るとチャリもろくに漕げないし面倒くさい。
やはり太平洋側の海沿いは住みやすいな、などど知った風なことを口の中で呟きつつ、愛車のブラック・チェリー号に跨る。さぁ、お家に帰れば豪華なお肉にケーキだ酒池肉林だ!
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