【ミリマス】電話越しのシガレット
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67:伊丹 [sage]
2020/11/21(土) 01:57:49.03 ID:F8D/mY4l0



バタ子だって。
お客さんだって。
以下略 AAS



68:伊丹 [sage]
2020/11/21(土) 01:58:33.28 ID:F8D/mY4l0





以下略 AAS



69:伊丹 [sage]
2020/11/21(土) 01:59:31.53 ID:F8D/mY4l0

なんでも、担当している雑誌の姉妹誌を創刊するそうで、
その編集部を大阪支社に設けることになり、先輩はその編集長に抜擢されたようで。


以下略 AAS



70:伊丹 [sage]
2020/11/21(土) 02:00:05.77 ID:F8D/mY4l0

私は話を聞いて、聞かざるを得ない。


「彼の事、止めなかったの?」
以下略 AAS



71:伊丹 [sage]
2020/11/21(土) 02:00:46.58 ID:F8D/mY4l0


バタ子は整理するような間をおいて、ゆっくりと口を開く。


以下略 AAS



72:伊丹 [sage]
2020/11/21(土) 02:02:11.59 ID:F8D/mY4l0

話し終わってから。
彼女は胸ポケットから四角い箱を取りだす。
一本引き抜いて、それにライターで火をつける。

以下略 AAS



73:伊丹 [sage]
2020/11/21(土) 02:03:25.25 ID:F8D/mY4l0

それからお互い無言で。
バタ子が一本目最後の煙を吐き終わって、
灰皿にジュッと押し付けるのを見届けてから、私は尋ねる。

以下略 AAS



74:伊丹 [sage]
2020/11/21(土) 02:05:01.61 ID:F8D/mY4l0




『……こんなところだな。なにか質問はあるか?莉緒』
以下略 AAS



75:伊丹 [sage]
2020/11/21(土) 02:05:58.30 ID:F8D/mY4l0


「……ねぇ、そっちはどう?」

『ああ。撮影の方も順調だ。今は自分の部屋でのんびりしてるよ。そっちは変わりはないか?』
以下略 AAS



76:伊丹 [sage]
2020/11/21(土) 02:06:47.80 ID:F8D/mY4l0

こうして彼と話しながら、手持ち沙汰になった手で、彼のくしゃくしゃのタバコの箱を弄んでいた。
気まぐれに潰れた箱を元の形に戻していると、タバコの葉がパラパラと落ちてくる。
中を見ると、数本タバコが入っているようだった。

以下略 AAS



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