765楽園sideL最終話ルート桃子
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53: ◆X0TyCi.5oo[saga]
2020/10/23(金) 16:43:21.56 ID:2aSI5GVy0
P「魔法少女さん……もう育って言うよ。どうせ知ってるだろうし。育はあるおかしな行動をとった」

桃子「おかしな行動?」

P「俺にある魔法をかけたんだ。小さな女の子が好きになる魔法」
以下略 AAS



54: ◆X0TyCi.5oo[saga]
2020/10/23(金) 16:44:58.75 ID:2aSI5GVy0
P「それについては星梨花を思い出せばいい」

桃子「星梨花?」

P「星梨花が人間に戻りたかったのは、その、俺と同じ立場で向き合いたかったから。星梨花が考えていたことをそのまま使うなら、アンドロイドでは恋愛ができない。ロリハーレムとアンドロイド化は矛盾する」
以下略 AAS



55: ◆X0TyCi.5oo[saga]
2020/10/23(金) 16:47:35.30 ID:2aSI5GVy0
桃子「ふうん分かったよ。ご褒美に教えてあげる。お兄ちゃん大正解。ぜんぶ合ってるよ」

桃子「それにしても桃子の気持ちに応えるより先に世界の仕組みに気が付くとは驚いたよ」

P「そっか」
以下略 AAS



56: ◆X0TyCi.5oo[saga]
2020/10/23(金) 16:48:52.97 ID:2aSI5GVy0
桃子「まぁいいよ。説明がめんどくさいし、ここまでバレちゃったから、記憶を全部戻してあげる。ちょっと身体に負担がいくだろうけど、耐えられるよね。桃子のお兄ちゃんなんだから」

桃子が俺の額を軽くこずく。

その瞬間、すべての記憶が濁流のように流れてきた。
以下略 AAS



57: ◆X0TyCi.5oo[saga]
2020/10/23(金) 16:49:55.15 ID:2aSI5GVy0





以下略 AAS



58: ◆X0TyCi.5oo[saga]
2020/10/23(金) 16:51:16.83 ID:2aSI5GVy0
P「桃子……お前は、間違っている」

桃子「お兄ちゃんと結ばれるために、何度も何度も世界を塗りなおしたよ。運命がお呼びじゃなくても、運命に蹴飛ばされても。運命自体を変えるためにね」

桃子「何度やってもお兄ちゃんは桃子のことを振り向いてくれないから、本当に困ったよ。でもお兄ちゃんに脚本を書かせることで分かった。桃子に普通の女の子で居てほしいだよね。だったら、次は桃子のクラスメイトなんてどう? 小学生に戻ったら世界の仕組みなんて気が付かないよね」
以下略 AAS



59: ◆X0TyCi.5oo[saga]
2020/10/23(金) 16:52:33.32 ID:2aSI5GVy0
P「桃子! いい加減にしろ!」

俺の渾身の思いを込めた大声に桃子がひるむ。

頭痛がひどいがなんとか立ち上がって言う。
以下略 AAS



60: ◆X0TyCi.5oo[saga]
2020/10/23(金) 16:55:05.01 ID:2aSI5GVy0
P「もちろん俺の告白の返事も悪かった。だけど、俺は桃子の生い立ちを利用して、恋愛に、もつれ込むようようなことはできなかった。騙すようなことはできなかった。俺は桃子を大事に思ってるんだよ。プロデューサーをやりながらでも、桃子にふつうの女の子としても青春を過ごしてほしいという矛盾した考えを持ちながらずっとずっとプロデュースし続けてるんだ」

桃子「お兄ちゃん……」

P「もう一回言う。元の世界に帰ろうぜ。さっき言ったとおり、やり直せる世界では俺は桃子に惚れない。でも元の世界ではもっともっと真剣に向き合ってやる。約束だ。」
以下略 AAS



61: ◆X0TyCi.5oo[saga]
2020/10/23(金) 16:55:56.01 ID:2aSI5GVy0
次に気が付くと、俺は俺自身の部屋のベッドの上だった。

元の世界に戻れたのか?

スマホを覗くと現代の日付だ。
以下略 AAS



62: ◆X0TyCi.5oo[saga]
2020/10/23(金) 16:56:53.93 ID:2aSI5GVy0
そこでもう1つの寝息が隣からすることに気が付く。

布団をめくると桃子が眠っていた。

とんだイタズラ少女だな。
以下略 AAS



63: ◆X0TyCi.5oo[saga]
2020/10/23(金) 16:58:03.27 ID:2aSI5GVy0
桃子「やっぱり桃子、お兄ちゃんのことなんか……」

P「嫌い?」

桃子「す、好きだけど……」
以下略 AAS



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