15: ◆X0TyCi.5oo[saga]
2020/09/10(木) 04:16:31.08 ID:AgSNqDxh0
桃子を初等部まで送り届けたあと、俺は例の女の子のことが気になった。
どうせ遅刻だ。学校をサボってもいいだろう。
たしかこっちの方向に飛んでいったような。
16: ◆X0TyCi.5oo[saga]
2020/09/10(木) 04:18:23.92 ID:AgSNqDxh0
育「そこまで見られたんなら仕方ないかあ。実はわたし、魔法が使えるんだ」
実際みたので信じるしかない。てか昨日言ってたな。
P「そうか」
17: ◆X0TyCi.5oo[saga]
2020/09/10(木) 04:19:32.38 ID:AgSNqDxh0
育「ホント? じゃあ効いてるんだ」
P「?」
育「昨日、Pさんに小さい子にドキドキするようになる魔法をかけたんだよ」
18: ◆X0TyCi.5oo[saga]
2020/09/10(木) 04:20:57.61 ID:AgSNqDxh0
そんなとき、どこからか妙な人物が現れた。
怪人「ふふふ、こんなところにいたのか。魔法少女育!」
P「あからさまな奴がきたぞ」
19: ◆X0TyCi.5oo[saga]
2020/09/10(木) 04:23:06.92 ID:AgSNqDxh0
そうこうしてるうちに育の変身が終わる。
フリフリした衣装に大きなリボン。かわいい。育ちゃんのリボン。がんばるキミが好き。
育「すごいよっPさん。魔法もなしに怪人やっつけるなんて」
20: ◆X0TyCi.5oo[saga]
2020/09/10(木) 04:24:21.10 ID:AgSNqDxh0
育「ちょっとちがうかな。Pさんに分かるように言うとCCさくらのケロちゃんとか」
P「ああ懐かしいな」
育「おじゃ魔女のマジョリカとか」
21: ◆X0TyCi.5oo[saga]
2020/09/10(木) 04:25:23.73 ID:AgSNqDxh0
P「ったく、変な魔法をかけやがって」
育「だって桃子ちゃんがうらやましいもん、こんなお兄ちゃんがいるんだから」ボソッ
P「なんか言ったか?」
22: ◆X0TyCi.5oo[saga]
2020/09/10(木) 04:26:20.55 ID:AgSNqDxh0
警察「ただいま、公園にて女子小学生にいかがわしい行為を働く男性を発見」
P「!?」
警察「あのーちょっとお話よろしいですか?」
23: ◆X0TyCi.5oo[saga]
2020/09/10(木) 04:27:27.31 ID:AgSNqDxh0
自宅
P「やっと巻いたぞ……逃げたり、隠れたりしてたからもう夕方になっちまった」
桃子「おかえり。どうしたの汗びっちょりで」
24: ◆X0TyCi.5oo[saga]
2020/09/10(木) 04:28:09.87 ID:AgSNqDxh0
桃子「別にこの子のファンになってもいいけど、追っかけすぎはやめてね」
P「別にそこまで一目ぼれしたわけじゃないぞ」
桃子「そう? ならいいけど」
25: ◆X0TyCi.5oo[saga]
2020/09/10(木) 04:29:20.13 ID:AgSNqDxh0
次の日 放課後
P「おっす。育坊」
育「あっ来てくれたんだね。ありがとう」
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