745: ◆Try7rHwMFw[sage]
2021/01/11(月) 18:29:47.79 ID:m+vxd/s9o
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「あ、戻ってきた」
宿に着くと、ちょうどクロエさんたちがフロントに出てきたところだった。湯浴みの後なのか、2人とも髪が濡れている。
746: ◆Try7rHwMFw[sage]
2021/01/11(月) 18:30:24.30 ID:m+vxd/s9o
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「おー、よく来てくれたな」
店に入ると、さっきと同じ髑髏のシャツ姿で、ランダムさんが出迎えに来た。
747: ◆Try7rHwMFw[sage]
2021/01/11(月) 18:30:51.77 ID:m+vxd/s9o
「え、ええ、まあそんなところです」
「心配すんなよ、訳ありなのは初見で分かってる。お前さんたちが連れて来たそのカップルも、まあまあ只者じゃないな。
例えばそこの黒髪の姉ちゃんが左腕に着けているのは、ただの腕輪じゃない。違うか?」
748: ◆Try7rHwMFw[sage]
2021/01/11(月) 18:31:20.99 ID:m+vxd/s9o
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夕食はとても楽しく、和やかに進んだ。エリックが魔族であることはすぐに見破られたけど、特に詮索されることもなかった。
何より、料理は本当に絶品だった。湖で取れた「イール」という魚を焼いたものに濃いソースをかけたものや、山で獲れた野鳥のスープなどはきっと忘れられない。
749: ◆Try7rHwMFw[sage]
2021/01/11(月) 18:31:54.94 ID:m+vxd/s9o
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このランダムさんの忠告を、私たちはヘイルポリスに着いてから思い出すことになる。
それも、嫌と言うほど。
750: ◆Try7rHwMFw[sage]
2021/01/11(月) 18:32:32.65 ID:m+vxd/s9o
キャラクター紹介
ランダム(年齢不詳)
男性。体つきや顔など、ランパードに酷似している。エルフ特有の耳があれば、ほぼランパードと思われる程度。ただし、本人たちに面識はない。
751: ◆Try7rHwMFw[sage]
2021/01/11(月) 18:34:52.01 ID:Zpt9ZdPfO
一時中断。
752: ◆Try7rHwMFw[saga]
2021/01/11(月) 18:43:22.31 ID:Zpt9ZdPfO
sagaにするのを忘れていました。
753: ◆wCAPYNYM6w[saga]
2021/01/11(月) 21:16:13.64 ID:b5rhOPz3O
テスト
754: ◆wCAPYNYM6w[saga]
2021/01/11(月) 21:16:45.87 ID:b5rhOPz3O
第29話
755: ◆Try7rHwMFw[saga]
2021/01/11(月) 21:24:57.70 ID:b5rhOPz3O
「アンバーの隠れ家」から戻ってから、微妙な空気が続いている。帰り道も、皆どこか言葉少なだった。
それは部屋に戻った今でも続いている。
「どうしてあんなこと言ったんだろうね」
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