535: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/11/15(日) 00:16:28.41 ID:OR/RQwq/O
0000になったので、2か3で決戦投票とします。
2票先取です。
536:名無しNIPPER[sage]
2020/11/15(日) 00:31:17.02 ID:rBnoP7Mu0
2
537:名無しNIPPER[sage]
2020/11/15(日) 00:33:19.22 ID:l4BDo9kko
3
538:名無しNIPPER[sage]
2020/11/15(日) 08:24:39.32 ID:BgM8hp3DO
3
539: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/11/16(月) 20:24:31.04 ID:6z/X/rfuO
第23.5話
540: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/11/16(月) 20:25:31.89 ID:6z/X/rfuO
「ご苦労様です」
私の前に、朝食が並べられる。芋を蒸し、裏ごししたものに塩を振ったもの。
そしてケルの葉にオリーブ油を軽く振ったもの。そして、トリス名産の大豆のケーキ「トフ」だ。
味はどれも薄味だが、しかし十分な栄養価を持つ。毎朝同じ食事だが、食の楽しみなど私には無縁だ。
541: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/11/16(月) 20:26:19.18 ID:6z/X/rfuO
#
食事が終わり、まずやるのは説法だ。それは旅先においても変わりはしない。
テルモンのユングヴィ教徒は皆敬虔だ。モリブスの不信心な連中とは違い、皆静かに聞いている。
そして水浴びをした後、身支度を整えて職務に入る。8の半刻。これもいつも通りだ。
542: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/11/16(月) 20:26:55.64 ID:6z/X/rfuO
#
「失礼します」
先ほどとは打って変わって、荒れた様子の部屋だ。部屋の隅で、年老いた男……エストラーダ侯の目が光った。まるで幽鬼のように。
543: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/11/16(月) 20:27:23.04 ID:6z/X/rfuO
私は溜め息をついてドアを開ける。果たして、その男は階段を塞ぐように立っていた。
「……オーバーバックさんですか。今までどこに」
「お前の言う通りの『鼠狩り』さぁ」
544: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/11/16(月) 20:27:50.52 ID:6z/X/rfuO
キャラ紹介
ミカエル・アヴァロン(47)
男性。181cm、63kgのやせ形。細目で短い白髪頭で、いつも穏やかな微笑みを湛えている。
761Res/689.43 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20