魔王と魔法使いと失われた記憶
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296: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/09/21(月) 15:31:20.35 ID:MsiqRxPqO
第13話はここまで。第14話は多分エリック視点による修行編です。

「転移の球」はとても便利ですが、誰もが持っているわけでは当然ありません。
アリス・ローエングリンによる独自の改良が施された品です。

以下略 AAS



297: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/09/21(月) 15:32:11.08 ID:MsiqRxPqO
多重投稿になってしまいました……申し訳ありません。


298: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/09/21(月) 15:39:50.91 ID:MsiqRxPqO
アイテム紹介

「転移の球」

魔術具の一種。「遺物」ではなく、あくまでアリス・ローエングリンの手によって開発された魔術具である。
以下略 AAS



299: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/09/24(木) 21:22:19.22 ID:HSZ2OTe3O




第14話
以下略 AAS



300: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/09/24(木) 21:23:16.45 ID:HSZ2OTe3O

ミカエル・アヴァロン。名前だけは聞いたことがあった。父上と対立していた、イーリスの大司教。
そして、「サンタヴィラの惨劇」後、一気に魔族弾圧を展開した「聖人」。……「四勇者」と並ぶ、不倶戴天の敵だ。

俺は運命の悪戯に感謝した。こんなにも早く、奴に出会えるとは。魔族の、そしてズマの国民のためにも……奴は俺が殺さねばならない。
以下略 AAS



301: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/09/24(木) 21:24:08.18 ID:HSZ2OTe3O
#

「冥杖グロンド」
等級:特級
場所:イーリス・ユングヴィ大聖堂
以下略 AAS



302: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/09/24(木) 21:24:51.05 ID:HSZ2OTe3O
#

「なるほどな。やはりエストラーダ邸を消したのは、このグロンドの力ということか」

「特徴とも合致するから、間違いないな。とはいえ、いかに『特級遺物』とはいえ、その力を引き出すのは本人の資質がないと意味がない。
以下略 AAS



303: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/09/24(木) 21:25:35.53 ID:HSZ2OTe3O
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ジャック・オルランドゥ殿

御無沙汰をしています。お身体はどうでしょうか?
以下略 AAS



304: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/09/24(木) 21:28:06.97 ID:HSZ2OTe3O
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「ぴゃあ!!!」という声が外から聞こえた。さしものエリザベートも、全く予想だにしてなかったようだ。
小娘はというと、プルプル手を震わせている。信じられない、とでも言いたげな表情だ。

以下略 AAS



305: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/09/24(木) 21:28:33.95 ID:HSZ2OTe3O
俺と小娘が叫ぶ。デボラだけは「ああ」とさほど驚いた様子はない。

「確かにいたねえ。思い出したよ、あの女(ひと)かい」

「お前ら姉弟が居候していた時はまだ一緒に住んでいたからな。別れたのはそれからしばらくしてからだな」
以下略 AAS



306: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/09/24(木) 21:32:27.03 ID:HSZ2OTe3O
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「何だか妙なことになりましたねぇ……。あのアリス教授が偽者で、ジャックさんの元奥さんというのにも腰を抜かしましたけど」

パタパタとはたきで塵を払いながらエリザベートが言う。額には汗が滲んでいる。
以下略 AAS



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