248:名無しNIPPER[sage]
2020/09/13(日) 22:52:02.37 ID:j6UVneLL0
1
249:名無しNIPPER[sage]
2020/09/13(日) 22:57:19.07 ID:oQJqPTEDO
乙です
1
250: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/09/15(火) 19:32:58.81 ID:mfBVGPEoO
第11-5話
251: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/09/15(火) 19:36:29.42 ID:mfBVGPEoO
目の前で、クドラクの右腕が飛んだ。鮮血が迸り、彼女はその場に膝から崩れ落ちる。
その向こうで、魔王が短剣を振りかぶったのが見えた。止めを刺そうとしているんだ。
252: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/09/15(火) 19:37:01.94 ID:mfBVGPEoO
「ありが、とう」
253: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/09/15(火) 19:39:33.18 ID:mfBVGPEoO
「やっと、終わりに、できた……いつか、止めてくれる人が……ごぷうっ……!!」
口から大量の血が吐き出された。
「もうしゃべらないでっっ!!……死んじゃう……!!」
254: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/09/15(火) 19:40:32.43 ID:mfBVGPEoO
「……それって」
ファリスさんの視線が、転がったままの右腕に向いた。
「あの、アミュレット……あれは、ベルチェル家にかけられた、呪い。かつての当主の意思が込められた、呪いなの」
255: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/09/15(火) 19:41:24.04 ID:mfBVGPEoO
ファリスさんは、私の命を狙った。それでも……彼女もまた、犠牲者なのだ。あのアミュレットの。
256: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/09/15(火) 19:42:10.55 ID:mfBVGPEoO
257: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/09/15(火) 19:42:36.92 ID:mfBVGPEoO
第11-6話
258: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/09/15(火) 19:43:21.94 ID:mfBVGPEoO
いつか、こうなることは分かっていた。
761Res/689.43 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20