30:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:35:20.99 ID:34E8RAEK0
『ハァ..ハァ...高坂..で..出そうだ..おれ..もう..!』
『ウ..!ハァ..!いいですよ..部長!出してください!!部長のピーを俺のケツの中にブチまけてください!!』
31:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:35:53.02 ID:34E8RAEK0
「いやああああああああああああああああ!!!!!!」
ノートの中の兄貴に負けないくらいの音量でアタシの叫び声が教室中に鳴り響いた...
32:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:36:25.11 ID:34E8RAEK0
「おい、どうした!大丈夫か!?」
「高坂さん大丈夫!?なにかあったの!?」
33:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:36:57.73 ID:34E8RAEK0
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「ってーなブス!!なにすんだよ!!死ぬかと思ったじゃねーか!!」
34:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:37:29.12 ID:34E8RAEK0
「桐乃..説明してくれる...?これは一体どういうことなの?」
あやせはBLシナリオを手に取ると真剣な表情でアタシの顔を覗き込む..うう..どう説明すればいいのこの状況..というかあやせ..なんでそんなにグイグイ来るの..
35:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:38:12.68 ID:34E8RAEK0
「どういうこと?桐乃...まさか..あの変態が桐乃にまた何かしているの?....この本に写っているの...桐乃のお兄さんだよね?」
あやせはBLシナリオをペラペラとめくり兄貴がマッチョの男のソレを咥えている挿絵を私に突き付けた
36:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:38:43.63 ID:34E8RAEK0
「兄貴の部屋でこのノートを見つけたのが昨日なの!!慌てていたからこのノートを持ったまま兄貴の部屋を出ちゃったの!!」
「この話はたぶん兄貴が書いたもので...私は兄貴がゲイなんじゃないかってずっと悩んでいたの!!」
37:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:39:17.20 ID:34E8RAEK0
「ごめんね..桐乃..気付いてあげられなくて...」
あやせはアタシを優しく抱きしめると、ホロホロとあやせの涙がアタシの肩に伝い落ちてきた
「あ..あやせ?」
38:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:39:44.74 ID:34E8RAEK0
「ち..違..アタシはBL小説なんて書...」
「あの変態にこんなに高度な文章が書けるはずないもの..お兄さんが桐乃を脅して無理やり書かせたに決まってる!!許さない..わたしの桐乃を汚したあの変態は..絶対に許さない!!」
や..やばいッ!!あやせがまた変な勘違いしてる..!でもどうやって止めればいいの!?
39:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:40:13.70 ID:34E8RAEK0
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「....とまあこんなところだ」
40:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/28(火) 18:40:54.38 ID:34E8RAEK0
「すまんな真壁君..俺なりの感想を言ったんだが..少し言葉が過ぎた部分があったかもしれない..気分を害したなら謝る」
「いいんですよ..作品の作り手としてきちんと批判されることは逆にありがたいことなんです..高坂先輩に言われたことを踏まえて今度はもっと完成度の高い作品を作ってみせます!!」
「ああ..期待してるぜ!!」
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