16:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/11(土) 16:52:05.79 ID:MbHh/3qi0
志保「ケホッ、ゴホゲホッ」
考えながら走っていたら、いつもより走りすぎてしまった。息が苦しい。
志保(今日はもう寝ましょう。明日は休日だし、起きたらシャワーを浴びればいいわ。)
17:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/11(土) 16:53:45.59 ID:MbHh/3qi0
志保「・・・そうよ、私は望んだ。楽しいだけの仲間なんていらない。心地いいだけのぬるま湯なんていらない。
暗く冷たい宇宙を突き進んでいくロケットのように、私は一人でだろうとただひたすらに上を目指すって決めたから。
だって、そうじゃないと星の高みになんて手は届かないから。
18:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/11(土) 16:55:05.82 ID:MbHh/3qi0
志保「ハッ」
気付けば見慣れた自分の部屋の、昨晩ランニングから帰ってきて倒れこむように眠ったベッドの上だった。
目が覚めても、心臓の鼓動が収まらなくて、息が苦しい。
19:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/11(土) 16:57:07.93 ID:MbHh/3qi0
春香さんに誘われて行ったのは、千早さんが出演する音楽イベントだった。
春香「あ!ほらもうすぐだよ、千早ちゃんの番!」
志保「そうですね・・・」
20:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/11(土) 16:59:04.81 ID:MbHh/3qi0
千早さんがマイクの前に立ち、音楽が流れ始める。曲は「蒼い鳥」だった。
今更観客として千早さんのステージを見ても・・・
21:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/11(土) 16:59:54.54 ID:MbHh/3qi0
最初の曲が終わり、次の曲が始まる。「arcadia」だ。
一転して激しい曲調の音楽が流れ始める。
22:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/11(土) 17:01:14.56 ID:MbHh/3qi0
誰も見てくれてる人いないのか・・・
書き溜めてあるのでこのまま投下していきます。
23:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/11(土) 17:02:11.54 ID:MbHh/3qi0
春香「どうだった?」
千早さんのステージが終わって、春香さんがそう尋ねる。
プロデューサーはいつの間にかいなくなっていた。
24:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/11(土) 17:03:20.54 ID:MbHh/3qi0
春香「ああ。そうだね確かに。」
春香さんが、うんうん、と頷く。
春香「千早ちゃんにとって、きっと歌うことと生きることは同じなんだよ。だから千早ちゃんの歌はあんなに純粋で、あんなに綺麗なんじゃないかな。」
25:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/11(土) 17:04:17.88 ID:MbHh/3qi0
春香「ふー、外涼しいね。」
志保「・・・そうですね。」
もう少し待っていればプロデューサーが千早さんを事務所に送るついでに私たちも乗せていってくれるらしく、
26:名無しNIPPER[sage]
2020/07/11(土) 17:04:57.61 ID:eUcmsE3t0
みとるで
プラネテス詳しくないけどけど、今調べて読んどる感じだわ
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