【ARIA×モバマス】高森藍子「そのあたたかな手に」
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◆jsQIWWnULI
2020/06/27(土) 19:06:46.96 ID:1dnQeO7k0
その思い出は、小さな頃、初めてネオ・ヴェネツィアでゴンドラに乗った時の記憶。もみあげから生えた二つの髪の毛の房が印象的な、とってもあたたかい手をしたウンディーネ。
「……どうしたの?」
アイさんの声が聞こえ、私は我に返る。
以下略
AAS
11
:
◆jsQIWWnULI
2020/06/27(土) 19:10:56.41 ID:1dnQeO7k0
「もみあげから生えた二つの髪の毛の房が印象的だった水先案内人の方なんですけど、その人の手の温かさが、アイさんの手のあたたかさと似ていたんです。だから思い出せたんです」
「…………」
「ア、アイさん?」
以下略
AAS
12
:
◆jsQIWWnULI
2020/06/27(土) 19:15:07.47 ID:1dnQeO7k0
「じゃあ、試しにここら辺をゴンドラで漕いでみよっか」
「はい」
アイさんに示されたのは、先ほどのゴンドラとは違い、黒色をしたものだった。一人前、つまりプリマウンディーネが使うゴンドラはお客様を乗せるための船なのだが、両手袋と片手袋、つまりシングルとペアはこの練習用の黒いゴンドラを使うそうだ。
以下略
AAS
13
:
◆jsQIWWnULI
2020/06/27(土) 19:21:05.50 ID:1dnQeO7k0
「よっしょ……ほいしょ……」
一体どれくらい時間がたったのか。蛇行を続けながらも、なんとか数メートル進んだ。その時、後ろからアイさんの声が聞こえた。
「オッケー!じゃあ、今度は船首をこっち側に向けて漕いでみようか」
以下略
AAS
14
:
◆jsQIWWnULI
2020/06/27(土) 19:25:22.19 ID:1dnQeO7k0
てっきり怒られてしまうかと思っていたから、変な声が出てしまった。
「全然良いよ。良い感じだよ、藍子ちゃん!」
「そのままバックしちゃったのにですか……?」
以下略
AAS
15
:
◆jsQIWWnULI
2020/06/27(土) 19:30:04.16 ID:1dnQeO7k0
内心息巻いていると、アイさんはそんな私の心を知ってか知らずか、私の顔を見て微笑みながら口を開く。
「うん。その意気、だよ。じゃあ、さっそく、一番重要なことから教えようかな」
「はい!」
以下略
AAS
16
:
◆jsQIWWnULI
2020/06/27(土) 19:34:19.67 ID:1dnQeO7k0
今回はこれでおしまいです。次もよろしくお願いします。
17
:
名無しNIPPER
[sage]
2020/06/28(日) 03:14:11.31 ID:y7z29fM30
もう少し書き溜めて1スレにまとめればいいのになぁ
18
:
名無しNIPPER
[sage]
2020/07/03(金) 05:50:05.07 ID:7GsaJQfxo
おつおつ
専ブラで更新気づかないしスレ分ける必要ないと思うが
19
:
名無しNIPPER
[sage]
2020/07/10(金) 05:58:36.29 ID:Ry8HLEioO
また新スレ立てて続けてます
【ARIA×モバマス】浜口あやめ「ARIAカンパニーの新人を」桃井あずき「監視大作戦!」
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