255:名無しNIPPER[saga]
2020/05/10(日) 21:03:54.25 ID:7gnP6kF90
…………うん。
256:名無しNIPPER[saga]
2020/05/10(日) 21:04:46.21 ID:7gnP6kF90
ちょっと、深呼吸してみましょうか。
257:名無しNIPPER[saga]
2020/05/10(日) 21:05:31.00 ID:7gnP6kF90
「…………ぁ、え?」
258:名無しNIPPER[sage]
2020/05/10(日) 21:14:36.01 ID:7gnP6kF90
人は誰しも、自分がただの端役なんじゃないか、
数居る演者の一人に過ぎないんじゃないかと、そう思えてならない時期があります。
貴女にも、少しは心当たりがあるとは思いますが。
259:名無しNIPPER[saga]
2020/05/10(日) 21:20:57.77 ID:7gnP6kF90
「……買い被り過ぎ。私は、
卯月や、奏や……みんなみたいな主人公なんかじゃ、ないよ」
260:名無しNIPPER[saga]
2020/05/10(日) 21:27:22.49 ID:7gnP6kF90
それきり、男とも女とも、子供とも大人ともつかない、
妙な声は聞こえなくなりました。
261:名無しNIPPER[saga]
2020/05/10(日) 21:34:30.28 ID:7gnP6kF90
――大丈夫。あなたが育てたアイドルだよ。
262:名無しNIPPER[saga]
2020/05/10(日) 21:46:19.54 ID:7gnP6kF90
「……加蓮?」
「聞こえた事。Pさんは、ある?」
263:名無しNIPPER[saga]
2020/05/10(日) 21:48:02.05 ID:7gnP6kF90
そして、彼が口を開きます。
「……思い出したよ。何で、今まで忘れてたんだろうな」
264:名無しNIPPER[saga]
2020/05/10(日) 21:49:17.07 ID:7gnP6kF90
「……え、何? 急にどしたの、Pさん」
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