1:名無しNIPPER
2020/03/07(土) 17:20:37.33 ID:0JLV+IM30
劇場わいどと妄想をミックスしたものです
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:名無しNIPPER
2020/03/07(土) 17:21:19.69 ID:0JLV+IM30
『仕事が長引いて30分ほど遅れる。すまない』
そんな連絡があいつから届いた。
用件以外の内容が含まれていない簡素なメール。急いでいたことが伝わってくる。
3:名無しNIPPER
2020/03/07(土) 17:22:24.11 ID:0JLV+IM30
「みてみてー!これやばくなーい?」
「やばー!」
4:名無しNIPPER
2020/03/07(土) 17:23:26.75 ID:0JLV+IM30
──────
5:名無しNIPPER
2020/03/07(土) 17:24:08.65 ID:0JLV+IM30
──────
6:名無しNIPPER
2020/03/07(土) 17:27:03.97 ID:0JLV+IM30
──────
7:名無しNIPPER
2020/03/07(土) 17:28:36.44 ID:0JLV+IM30
でも今の私は違う。
お嬢さまの戯れでアイドルを始めて、こんな私でも求められることがあると知った。
それなら私はそれに応えよう。
8:名無しNIPPER
2020/03/07(土) 17:29:32.07 ID:0JLV+IM30
──────
9:名無しNIPPER
2020/03/07(土) 17:30:18.41 ID:0JLV+IM30
ああ、もう私はダメだ。
アイドルというものを悪くないと思い始めている。いつかはお嬢さまも戯れに飽きて辞めなければならないのに。どうせ無くしてしまうものに、過ぎゆくものに楽しみを見出せるほど私は強くなれない。
もう何も失いたくない。失うくらいなら初めからいらない。
10:名無しNIPPER
2020/03/07(土) 17:31:21.82 ID:0JLV+IM30
「待たされました。それはもう、長く。変なことまで考えてしまうまで。見なさいこの肩に積もった雪を」
そういうや否や、彼が私に積もった雪を払い始めた。肩のみならず、頭に積もった雪までも。
「全く……いくら私のようなもの相手と言えどいきなり触れるなんて」
11:名無しNIPPER
2020/03/07(土) 17:32:16.40 ID:0JLV+IM30
以上です
ありがとうございました
12:名無しNIPPER
2020/03/07(土) 23:22:33.72 ID:cJisRD4I0
いい話や!!!!!
13:名無しNIPPER
2020/03/07(土) 23:23:03.38 ID:cJisRD4I0
いい話や!!!!!
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