【ミリマス】まつりのスタンドお披露目タイムなのです!【ジョジョパロ】
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137: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 11:55:38.88 ID:ArvRQigk0
まつり「私があなたを助けたのは他ならぬ私の意思。あの場面で傍観者を気取ることは九条の、そしてこの私の信条にもとること。だから、私は自分から無関係でいることを辞めたの」

 面食らった様子のエミリーに、まつりは首を傾げて頬に人差し指を添えながら笑う。

まつり「それに、おまわりさんの言う通り、まつりがあの人を刺激したから余計な恨みを買っちゃったのかもしれないのです。だから、巻き込まれたのはエミリーちゃんの方とも言えるのです」
以下略 AAS



138: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 11:56:10.64 ID:ArvRQigk0
まつり「ここで『違う違う』と言い合ってもしょうがないのです。重要なのは、これからどうするかということ。だから、お互い謝るのはなしにするのです。ね?」

エミリー「……はい!」


139: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 11:56:36.87 ID:ArvRQigk0
まつり「(そう、問題はこれからのこと)」

まつり「(このままエミリーちゃんを一人で帰すわけにはいかない。所属事務所とご家族に話を通して私の家で保護する必要がある)」

まつり「(でも長期戦は避けなければならない。エミリーちゃんの生活に支障が出るし、そうじゃなくてもいつ襲われるかわからないストレスなんて、そう長く耐えられるものでもない)」
以下略 AAS



140: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 11:57:03.24 ID:ArvRQigk0
エミリー「まつりさん」

まつり「はいなのです。エミリーちゃん、今後についてなのですが」

エミリー「まつりさんは、本当に頼りになるお方です」
以下略 AAS



141: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 11:57:31.76 ID:ArvRQigk0
エミリー「私を助けてくれたときも、たった今も、まつりさんはいつも恐怖することなく、危険に立ち向かおうとされています」

エミリー「それに引き換え、私は、何も出来なくて……」

エミリー「悔しいです、情けないです……! 私も……まつりさんのような『勇気』が……」
以下略 AAS



142: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 11:58:00.25 ID:ArvRQigk0
 ――――――まつりは本当に強くて頼りになるね


143: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 11:58:26.51 ID:ArvRQigk0
まつり「――――」

 フラッシュバックした『在りし日の思い出』は、自然とまつりの口を動かそうとしていた。

 悔し涙を流すエミリーに投げかける言葉を紡ぐべく。
以下略 AAS



144: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 11:58:57.08 ID:ArvRQigk0
 ギュワワワ〜〜〜〜〜〜ンッ!

 プシュッ


145: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 11:59:39.06 ID:ArvRQigk0
「――――――え」

 まつりとエミリーは、自分たちの間に飛び散った『それ』を、まるでスーパースロー再生されたものでも見ているように、ただ呆然と眺めていた。

 一瞬遅れて、理解の追いついたまつりが目を見開く。
以下略 AAS



146: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 12:00:14.37 ID:ArvRQigk0
まつり「エミリーちゃん、エミリーちゃんッ! ――ッ!?」

 まつりの『心の目』は、血に紛れるかすかな煌めきを捉えた。

まつり「こ……」
以下略 AAS



147: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 12:00:40.24 ID:ArvRQigk0
 まつりは己の迂闊さを呪った!

 エミリーの手首に、『糸』が巻き付いていたのだ!

 『糸』は目をこらしてようやく見えるかというほどの細さだったが、それは紛れもなく、レストランに張られていたのと同じものだった!


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