【モバマス】ダーツ好きな男とあるアイドルのお話
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1:名無しNIPPER[sage]
2020/01/02(木) 22:12:52.40 ID:ICzXr4+z0
アイドルマスターシンデレラガールズの二次創作です
Pは今回出ず、オリジナルの主人公視点から見た周子のSSです
このSSはオリジナル設定がありますのでご了承ください
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:名無しNIPPER[sage]
2020/01/02(木) 22:13:17.60 ID:ICzXr4+z0
「店長、ここの店に今からTV番組の取材をしたいという依頼がありますがどうしますか?」
事務を担当してもらっている女性からそんなことを尋ねられる。
時間を確認し、特に問題もないことから了承の意を告げてもらいつつこんな場末のダーツバーに取材なんて物好きがいるもんだなと苦笑してしまう。
3:名無しNIPPER[sage]
2020/01/02(木) 22:14:14.86 ID:ICzXr4+z0
数年前、まだ大学生で京都で一人暮らししていた頃。彼女とは出会った。
近所の中学校の制服姿で夜に神社の隅で一人立ち尽くしていた少女を当時の自分は見過ごせず、つい声を掛けてしまった。
「よう、こんな夜に一人でいたらあぶねえぞ。早く帰りな」
4:名無しNIPPER[sage]
2020/01/02(木) 22:15:02.21 ID:ICzXr4+z0
周子が中学を卒業し、高校も卒業する頃。既に腕の差はほとんどなく、お互い切磋琢磨するような関係へと変化していた。
自分は大学を卒業し、そのまま知り合いのダーツバーへと就職もせずバイトとして手伝いながら毎週周子とダーツの腕を競っていた。
後からわかったことだが少女は実は左利きであり、左で投げるようにさせたところめきめきと上達し今ではたまに自分を負かせるまでになっていた。
5:名無しNIPPER[sage]
2020/01/02(木) 22:17:28.83 ID:ICzXr4+z0
「ずるいよねえ、あの時まで本当は左利きだってことを隠してたなんてさ」
「隠してたわけじゃない。リハビリが終わってなかったから左手より右手の方が確実だっただけだ」
「事故で夢を諦めた……最近知ったよ。世界大会も含めた将来を嘱望される学生だったんだってね」
6:名無しNIPPER[sage]
2020/01/02(木) 22:50:47.43 ID:0b/a3J3DO
ダーツで和菓子を刺すお店?(混乱中)
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