3:名無しNIPPER[saga]
2019/12/30(月) 20:33:43.78 ID:fdNmsaD40
「さあな」
さあな、って。はいでも、いいえでもない。出来ればわたしたち、二人だけのときには使って欲しくないな。どれだけ失礼でも、私には本音を吐き出して欲しかった。
「……ね、甘えていい?」
「は?」
了解を取るよりも先に、わたしは麻子の胸に飛びついた。体重の軽い麻子はわたしに押し倒され(わたしが重いという意味ではない)、ぐえ、と小さく息を吐いた。
わたしが麻子の胸で泣いて、恐る恐るわたしの頭を撫でてくれる。
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