4:名無しNIPPER[saga]
2019/12/30(月) 20:34:14.67 ID:fdNmsaD40
「麻子って、胸も小さいよね」
「悪かったな」
わたしの頭を抱いてくれる麻子の胸は、わたしよりもずっと小さくて、暖かった。
滲み出した涙をぐりぐりと擦り付けても、麻子は優しく頭を撫でてくれた。
「うん。小さいけどね、あったかいよ」
5:名無しNIPPER[saga]
2019/12/30(月) 20:34:47.05 ID:fdNmsaD40
「それで、泣きたいときは私の胸ならいつでも貸してやる。お前なら、必ずもっといい男と結ばれる。もしその男も駄目だったとしても、また泣きに来い。遠慮なんかするなよ。またこうして、抱くくらいはしてやる」
「麻子、それって」
麻子の顔を見たくなって、もぞもぞと頭を動かした。
「顔は見るな」
「それってなんか、告白みたい」
6:名無しNIPPER[saga]
2019/12/30(月) 20:35:16.17 ID:fdNmsaD40
おわり
7:名無しNIPPER[sage]
2019/12/30(月) 21:03:27.91 ID:6nDNDB/T0
読み辛っ
8:名無しNIPPER[sage]
2019/12/31(火) 00:50:26.19 ID:/ZeZ6ELwO
おつ
いい雰囲気だ
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