94: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 12:55:54.64 ID:ZRhpxi3E0
のり子「もちろんあるよ」
格闘技好きを自認するだけあり、候補生の中では一番フィジカルが強くダンスも得意なのり子が言う。
95: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 12:56:35.48 ID:ZRhpxi3E0
志保「その……私も美奈子さんの家でまた特訓、いいですか?」
美奈子「いいけど……志保ちゃんはもう生卵特訓はクリアしたんじゃなかったっけ?」
志保「ええ。ですけど……紗代子さんに聞いたら、ジャグリングするといいって聞いて……」
96: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 12:57:06.68 ID:ZRhpxi3E0
卵の特訓で、紗代子のダンスは上達し、しかも歌いながらリズムに合った踊りが出来るようになっていた。
のり子「すごいよね。でも、同じ特訓をしたし、つられてお陰でアタシも上達できたよ」
97: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 12:58:27.59 ID:ZRhpxi3E0
雪歩「プロデューサー?」
紗代子「はい。あ、でもみなさんのプロデューサーじゃなくて、私の担当プロデューサーのことなんですけど」
98: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 13:00:44.50 ID:ZRhpxi3E0
伊織「ええと……」
雪歩「うーん……」
真「……」
99: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 13:01:22.67 ID:ZRhpxi3E0
伊織「あんたたち、社長の言葉を真に受けすぎよ。ヒュッテってのは、ドイツ語よ。山小屋って意味。英語だとハット」
真「ハットって、帽子じゃないの?」
雪歩「真ちゃん、それはhat。伊織ちゃんが言ってるのは、hutのハット。ほら、ピザハットって言うでしょ?」
100: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 13:03:25.32 ID:ZRhpxi3E0
真「なんていうか……ゴメンね」
紗代子「え? いいえ、少しだけでもプロデューサーの話が聞けて良かったです」
真「あー……そうじゃなくてさ」
101: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 13:05:28.72 ID:ZRhpxi3E0
千早「でも、最初は春香のバックじゃないかしら。ほら」
真「あー……うん」
伊織「そうね」
102: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 13:06:21.60 ID:ZRhpxi3E0
瑞希「衣装合わせでも着ましたが、やはりこう……衣装というものに袖を通すと、アイドルになった……という気がしてきますね。ひしひし」
のり子「ね、ねえ、これ……こんな可愛い衣装、アタシに本当に似合ってるのかな?」
103: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 13:09:01.56 ID:ZRhpxi3E0
可憐「あ、あの……さ、紗代子さんがまだ来てない……みたいなんですけど」
環「まだメイク室にいたぞ。たまき、呼んでくる」
紗代子「ごめんね、おそくなっちゃった」
104: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 13:09:50.54 ID:ZRhpxi3E0
麗花「あれ? 見てもらってないの? こーんなに可愛い紗代子ちゃんの晴れ姿を」
紗代子「メガネを外して髪もほどくことは話してあるんですけど……たぶん、プロデューサーがこの姿を見てくれるのは、今日のステージ録画が送られてからかな」
志保「紗代子さん」
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