3: ◆tues0FtkhQ[saga]
2019/12/25(水) 00:14:32.50 ID:yU6CR/tX0
◇
4: ◆tues0FtkhQ[saga]
2019/12/25(水) 00:15:13.18 ID:yU6CR/tX0
「たまには真ん中とかどう?」
部屋の真ん中、目立つようにバミられたところとアタシを間をみんなの視線が行ったり、来たり。変な感じの空気になってしまう前に、困らせちゃう前に、いつもと変わらない笑顔で元気良く答えた。
5: ◆tues0FtkhQ[saga]
2019/12/25(水) 00:16:05.54 ID:yU6CR/tX0
◇
6: ◆tues0FtkhQ[saga]
2019/12/25(水) 00:16:45.04 ID:yU6CR/tX0
「駅伝……大会?」
「はいっ、ぜひ一緒にどうかなって聞いて回ってるんですっ!」
7: ◆tues0FtkhQ[saga]
2019/12/25(水) 00:17:19.52 ID:yU6CR/tX0
「ううぅ、アタシはちょっと……」
「だ、ダメですかっ?」
8: ◆tues0FtkhQ[saga]
2019/12/25(水) 00:17:56.25 ID:yU6CR/tX0
「目の前で話してたら気付くってばっ」
「すごく集中してらっしゃったので……」
9: ◆tues0FtkhQ[saga]
2019/12/25(水) 00:18:27.32 ID:yU6CR/tX0
「えっと、うんと、正直に言うと面倒なことはナシの方向で……」
「……残念ですっ」
10: ◆tues0FtkhQ[saga]
2019/12/25(水) 00:19:51.04 ID:yU6CR/tX0
◇
11: ◆tues0FtkhQ[saga]
2019/12/25(水) 00:21:00.00 ID:yU6CR/tX0
「美世サン、なるべくラクな感じの方向でー!」
「もうっ、柚ちゃんったら」
12: ◆tues0FtkhQ[saga]
2019/12/25(水) 00:21:35.77 ID:yU6CR/tX0
まだ始めのころのレッスンだからトレーナーさんなしで、まずは課題を自分たちで消化するところがスタート。この3人と一緒のレッスンはなかなか楽だなって思うことがある。だってボーカルは肇チャンが、ダンスは悠貴チャンが、ビジュアルは美世サンがとっても頼りになるから。
「うぇっ、アタシ、課題多くないカナっ?」
13: ◆tues0FtkhQ[saga]
2019/12/25(水) 00:22:12.00 ID:yU6CR/tX0
「しょうがないっ……今日もゆるーく、楽しく、レッスン、レッスンっ!」
アタシはずっと、お気楽に鼻歌フフフーンって生きてきたと思うんだ。それはあんまりアイドルになってからも変わっていなくて、これからも変わっていかないのだろう。だってそれがフツウの子に唯一できることだから。
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