6: ◆tues0FtkhQ[saga]
2019/12/25(水) 00:16:45.04 ID:yU6CR/tX0
「駅伝……大会?」
「はいっ、ぜひ一緒にどうかなって聞いて回ってるんですっ!」
事務所のソファーでレッスンまでの時間をのんびりする昼下がり、肇チャンに寄りかかりながら一緒に雑誌を眺めているところに、ちょっとだけ息を切らして悠貴チャンはやってきた。ソファーの向かい側では美世サンが真剣そうにスマートフォンのレースゲームに挑戦していて、まだまだこちらには気づいてなさそう。
「ふふっ、もうそんな季節ですもんね」
「肇さんっ」
ゆるやかに微笑む肇チャンに期待できるものを感じたのか悠貴チャンの表情がぱあっと明るくなる。そんなふたりのやり取りを聞いたアタシはどんな顔をしているように見えたんだろう。
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