6:名無しNIPPER[saga]
2019/12/16(月) 23:41:37.75 ID:Z3zZVn3T0
なので、甜花は夜になるとなーちゃんの部屋に行って、
ベッドでいっしょに寝てあげるようになりました。
名前を呼んでも、なーちゃんは気づいてくれないので、
7:名無しNIPPER[saga]
2019/12/16(月) 23:46:19.21 ID:Z3zZVn3T0
背中越しに、甜花は「なーちゃん」と呼びました。
返事はなかったけど、ひとりごとだと思って、
だいすきだよと言ってあげました。
8:名無しNIPPER[saga]
2019/12/16(月) 23:49:46.22 ID:Z3zZVn3T0
だけど、日に日になーちゃんの容態は悪化していきました。
9:名無しNIPPER[sage]
2019/12/17(火) 00:01:11.10 ID:AGDlh3VUo
あれ、もしかして甜花ちゃん……
なーちゃんに気付いてもらえないのもなーちゃんがこんな壊れ方してるのも説明がつくし……
10:名無しNIPPER[saga]
2019/12/17(火) 00:05:44.34 ID:m7EVYDbo0
そんなありさまを伝えられたプロデューサーさんは、
なーちゃんと自分が一緒に暮らすことを提案しました。
最初は渋っていたお父さんも、なーちゃんが
11:名無しNIPPER[saga]
2019/12/17(火) 00:08:34.62 ID:m7EVYDbo0
なーちゃんが行ってしまった後、
「どうしてこんなことになっちゃったのかな」
そう言って、お母さんは泣きくずれてしまいました。
12:名無しNIPPER[saga]
2019/12/17(火) 00:15:33.69 ID:m7EVYDbo0
「……甜花が生きていてくれたら、どんなに良かったか」
お父さんはそういってお母さんを寝室につれていきました。
甜花は、なにもいわないで、リビングに飾られた額縁を眺めました。
13:名無しNIPPER[saga]
2019/12/17(火) 00:30:39.23 ID:m7EVYDbo0
つづきます。
14:名無しNIPPER[sage]
2019/12/17(火) 12:21:20.69 ID:EwagAjgN0
今度は最後まで書く?
15:名無しNIPPER[saga]
2019/12/19(木) 23:55:56.50 ID:fXRLO4MQ0
その事故は、ほんとうは、ふたりに訪れたものだったのです。
甜花となーちゃんのふたりに、です。
交差点を渡るなーちゃんをめがけて
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