120: ◆d26MZoI9xM
2019/12/16(月) 20:29:11.38 ID:nY0iWbpOO
「邪魔しやがって! まとめて蹴散らしてやる!」
『ぴぃぃぃぃにゃああああああ!!!」
夢邪鬼にとってもアイドルたちの介入は予想外だったらしい。大きな稲光が光ったかと思うと、何十倍もの大きさがあろう大きなぴにゃこら太が上から降ってきた。まるで怪獣映画のそれのようで、ご丁寧にも声にエコーまでついている。
「な、なんじゃありゃあ!」
「特大のぴにゃです!」
「見たまんまだね!!」
銃を撃ち込むもビッグサイズぴにゃこら太には効果がなくモフモフとした身体が全て飲み込んでいってしまう。
「ぴぃぃぃぃにゃああああああ!!」
「はっはっはっはー! いいぞー! 踏み潰せー!」
「わぁ!!」
特大ぴにゃこら太が一歩歩くだけでズドンと大きな音と共に地響きがする。こんなんじゃ立っているのも精一杯だ!
「どうすりゃいいんだあいつ!? って肇! 何してるんだ!?」
ズドンと揺れる車の上に立ち、肇は空を仰ぐ。白い法螺貝を手に持って。
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