29: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:47:37.87 ID:NBL3UyTw0
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30: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:48:23.55 ID:NBL3UyTw0
渋る秋月を宥めながら、苔むした階段を昇ってホームへと踏み入る
錆びついた看板には旧書体で『きさらぎ駅』の文字。隣接駅に『かたす』と『やみ』が並ぶ。かたすってなんだよクリニックか
古び、何らかの染みで汚れているベンチにアナ雪のピクニックシートを敷き、束の間のティータイムが始まった
31: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:49:46.11 ID:NBL3UyTw0
( T)「27年間隔でピエロの幻覚見せてくるデカい蜘蛛を駆除したり人妻と子供の悪霊がいる家焼き払ったり早歩きくらいの速度で追っかけてくるブラクラ素材みたいな白塗りのデカい顔面でスイカ割りしたりとかかな……」
秋月「全部聞き覚えがあるんですが!?」
熊野「食べられる物があるとは思えませんわね……」
32: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:50:57.12 ID:NBL3UyTw0
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33: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:52:07.63 ID:NBL3UyTw0
簡単に後片付けして、クソ駅のホームを降りる
なんかアナウンスで「二度と来ないで」って言われたけど爆笑しながら「生き返ったら殺しに行くから待ってろ」っつったら啜り泣く音しか聞こえなくなった。草
(#T)「燃えろーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!」
34: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:53:46.12 ID:NBL3UyTw0
( T)「じゃあ今から山の中にポツンと一軒家が建ってるからそこに向かってバケモノ母子をぶっ殺すけど、その前に良いも……良くはねえけど、傍目から見れば綺麗なもん見に行くか」
秋月「良いものって言い切って欲しかったです……」
( T)「まぁバカにとっちゃ是が非でも欲しいもんじゃねぇかな……」
35: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:55:06.43 ID:NBL3UyTw0
熊野「あ、あ、あ、あれって!?」
( T)「不死鳥」
秋月「そ、そんなものまで……?」
36: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:56:39.38 ID:NBL3UyTw0
( T)「そんじゃあ引き続き色んなところ燃やしに行くか」
熊野「趣旨が変わってますわよ?」
秋月「あれ……?」
37: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:57:18.24 ID:NBL3UyTw0
(;T)そ「あっ!!やべえ伏せろ!!」
オッサンは腰布を両手で広げる。股座にはサオが『三つ』並んでいた
38: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:58:13.15 ID:NBL3UyTw0
秋月「ふ、ふ、素晴らしいモノを見せて頂いてすぐさまこれですか……」
熊野「ショックなのは承知ですが早く立ち上がってください!!次が来ますわよ!!」
39: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:59:17.06 ID:NBL3UyTw0
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