496: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2021/03/08(月) 01:51:45.00 ID:3gV1RL+U0
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夕張『ちょぉっと聞きたいこともあるんで今日の午後、工廠来ません?』
次の日の朝、そう連絡が来たので久々に工廠にやって来た。
497: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2021/03/08(月) 01:52:17.73 ID:3gV1RL+U0
夕張『そう言ってくれると信じてました!では早速訓練中の緋色ちゃんに付けてもらいましょう』
男『いきなり艤装変更しても大丈夫なのか?』
夕張『戦闘するわけじゃないですし平気だと思いますよ。そもそもこれ航行用に組み上げたばっかですし負担になるような要素はありませんから』
498: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2021/03/08(月) 01:52:50.62 ID:3gV1RL+U0
夕張が艤装の乗ったカートを押す。
男『なあ』
夕張『はいはい?』
499: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2021/03/08(月) 01:53:25.27 ID:3gV1RL+U0
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夕張『おーーいあっきぐもー』
いつもの訓練場所である工廠裏の入江のようになっている港。緋色と秋雲はまさに訓練中だった。
500: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2021/03/08(月) 01:54:02.70 ID:3gV1RL+U0
秋雲『なになに?何の話ぃ?』
男『!?』
いつの間にか桟橋までやって来ていた秋雲がこちらにやってくる。
501: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2021/03/08(月) 01:54:33.36 ID:3gV1RL+U0
秋雲『どったの?』
男『秋、雲』
緋色『ちょっと待ってよ〜秋雲先生ぇ』
502: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2021/03/08(月) 01:55:04.73 ID:3gV1RL+U0
男『でも何だって転んだんだ?』
段差はない。足や服にひっかけた様子はなかった。いや、
そもそも緋色は転ぶ寸前足を動かしてすらなかった。
503: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2021/03/08(月) 01:55:36.80 ID:3gV1RL+U0
夕張『ちょっと休憩する?』
緋色『ううん大丈夫。それで、その艤装は?』
秋雲『おニューの艤装よ。緋色ちゃんのね』
504: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2021/03/08(月) 01:56:09.41 ID:3gV1RL+U0
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叢雲「どう?緋色は」
桟橋で秋雲と緋色を眺めていると後ろから声をかけられた。
505: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2021/03/08(月) 01:56:45.08 ID:3gV1RL+U0
叢雲『二人ともー!そろそろ休憩よー!!』
叢雲の号令を受けて二人が戻ってくる。
叢雲『どうだった?』
506: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2021/03/08(月) 01:57:12.22 ID:3gV1RL+U0
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秋雲が艤装を工廠に持っていったのでしばし休憩となった。
緋色『陸離れって何か対策とか、コツってないのかしら』
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