500: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2021/03/08(月) 01:54:02.70 ID:3gV1RL+U0
秋雲『なになに?何の話ぃ?』
男『!?』
いつの間にか桟橋までやって来ていた秋雲がこちらにやってくる。
まるで玄関で靴を脱ぐような気軽さで足に装着した艤装を解除し事も無げに陸に上がった。
夕張『ね!秋雲なら分かるわよね!この煙突部分とか!』
秋雲『あーそういう話しね。うんうんワカルワカル』
夕張『他にもねぇ内部もまだ試行錯誤中だけどこだわっててねぇ』
秋雲『こりゃスイッチ入ってますな〜。ごめんね課長さん、オタクは火ぃ付いたらとまんなくってさ』アハハ
男『あ、ぁあ…慣れてるよ』
秋雲『んあ、そうなの?ならいいけどさ』
意外と小さくて、そのくせ妙に細い。姿勢を正すと首がスラリと長く、腰の位置が高い。
歯をのぞかせ笑う口はいつも大きく、楽しそうな瞳に右のホクロが付いてくる。妙に耳につく特徴的な声が不思議と心地よい。
よく知っている、見慣れている。数年ぶりでも鮮明に思い出せる。
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