北条加蓮「藍子と」高森藍子「お客さんの増えたカフェで」
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31:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/19(土) 19:56:03.67 ID:vXF04+8h0
藍子「バレないようにするために、でも分かりやすい呼び方……。う〜ん……。何か、いい名前ってないかなぁ……」

加蓮「で、藍子は藍子で何真剣に考えてんの……」

藍子「木を隠すなら森の中、ですよねっ。逆に、"カード"とだけ呼ぶのはどうでしょう。他のカードは、"メッセージカード"って呼ぶようにすればっ」
以下略 AAS



32:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/19(土) 19:56:33.51 ID:vXF04+8h0
藍子「ん〜〜〜〜っ。そろそろ時間かな?」

藍子「……あっ、スタッフさん。ファンの方は、もうみんな来てくださっている……ですか? ふふ、よかった♪」

加蓮(……あーあー、藍子の笑顔にやられてるよスタッフさん。握手席の待機列はあちらですよー。なんてねっ)
以下略 AAS



33:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/19(土) 19:57:03.76 ID:vXF04+8h0
「あっ、前にも来て頂きましたよね。今日も、ありがとうございます♪」

「この前、近くの小川までお散歩に行ったんです。そうしたら、お魚が集まってきて――」

「新しいカフェですか? わあっ♪ 是非行ってみたいですっ。教えてくれて、ありがとうございます♪」
以下略 AAS



34:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/19(土) 19:57:33.65 ID:vXF04+8h0
<〜〜〜〜、〜〜〜〜〜〜っ♪
<〜〜〜〜

加蓮(こうして改めて見てみると、藍子ってホント、アイドルっていうより……優しい女の子っていうか。クラスの人気者的な?)

以下略 AAS



35:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/19(土) 19:58:33.98 ID:vXF04+8h0
……。

…………。

加蓮(それからも藍子は、何人かと握手会――というか、もうお喋り会みたいなことをこなして)
以下略 AAS



36:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/19(土) 19:59:10.89 ID:vXF04+8h0
藍子「ううん、大丈夫。ほら……落ち着いてください。ゆっくり、息を吸って……吐いて……」

「すううーーー……はぁああーーーー」
「すぅー、はぁー……」

以下略 AAS



37:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/19(土) 19:59:39.61 ID:vXF04+8h0
……。

…………。

藍子「――そうしたら、その時に」
以下略 AAS



38:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/19(土) 20:00:33.85 ID:vXF04+8h0
加蓮(ふうっ……。目標達成、だね。よかった――)

「ほわぁ……ほわぁ……」
「大丈夫? ふらふらしてるよ? 大丈夫ー?」
「カード……メッセージカード……うえぇへへへへぇ」
以下略 AAS



39:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/19(土) 20:01:04.48 ID:vXF04+8h0
――数日後 おしゃれなカフェ――

加蓮「……」ペシ

藍子「痛いっ。急になんですか?」
以下略 AAS



40:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/19(土) 20:01:35.09 ID:vXF04+8h0
加蓮「ごくごく……ふうっ」

藍子「ごく、ごく……。ふう……♪」

加蓮「なんか、静かだよね。今日」
以下略 AAS



41:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/19(土) 20:02:04.42 ID:vXF04+8h0
加蓮「あるじゃん。定例LIVEなのに妙にお客さんが多かったり、新曲出したのに変にダウンロード数が少なかったり」

藍子「う〜ん……。あるかなぁ……」

加蓮「えー。ない?」
以下略 AAS



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