129: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/24(火) 22:33:57.94 ID:Sjljkzyd0
絵里「ちなみにどんなの持ってるの?」
ことり「これ」
善子「アサルトライフルよね?」
130: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/24(火) 22:35:56.08 ID:Sjljkzyd0
ことり「むーとにかく私の銃を使って、クセとかないから多分使えると思うから」
絵里「うーむ…」
果南「…まぁいいんじゃない?QBZ-03はことりの言う通りクセが無くて使いやすい銃だから初めて使う絵里でも問題なく使えると思う」
131: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/24(火) 22:36:44.46 ID:Sjljkzyd0
果南「そういう絵里も似合ってるけどね」クスッ
絵里「そうかしら?」
絵里(私も善子同様制服の上に防弾チョッキとマガジンポーチをつけてるのだけど、頭につけてるものは違う。私はカチューシャのようなものではなくてヘッドホンタイプの通信機をつけて、更にリュックを背負っている)
132: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/09/24(火) 22:37:39.69 ID:Sjljkzyd0
ことり「…いってらっしゃい」
果南「死なないでよね」
133: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/24(火) 22:38:42.23 ID:Sjljkzyd0
タッタッタッ
絵里「………」
善子「…緊張してる?」
134: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/24(火) 22:40:47.13 ID:Sjljkzyd0
善子「…この前言ったわよね、戦う事に意味があるとは思えないって」
善子『私は戦闘型アンドロイド、だけど戦う事に意味があるとは思えないの』
135: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/24(火) 22:43:30.90 ID:Sjljkzyd0
絵里(暗い話をしながら夜の街を駆ける私たちに街灯の淡い光は眩さを描いてた、曜の家は住宅街にある一軒家らしくて真っ暗な夜道の闇に紛れ着々と曜の家との距離を縮めていった)
絵里(私は毎時賑わう大都会のマンションに住んでたからよく分からなかったんだけど、こういう住宅街っていうのは夜中だと私たちを照らしてくれる光があまりなく視界があまりよくなかった)
絵里(…それ故か、いや関係無いかしら。次の瞬間には闇に映るたった一つの光が状況を変えた)
136: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/24(火) 22:44:58.79 ID:Sjljkzyd0
善子「めんどくさいわね、どうする?」
絵里「どうしましょう…か、難しい選択ね」
絵里(相手がスナイパーじゃ容易に顔を出すことが出来なくて視界も悪いし無防備に前へ出れるはずもなく中々動ける状態じゃなかった、これはゲームじゃない、死んでも復活しないし銃弾を受けてもすぐに回復なんかできない)
137: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/24(火) 22:48:38.78 ID:Sjljkzyd0
「悪く思わんといてねっ!」
138: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/24(火) 22:50:05.76 ID:Sjljkzyd0
善子「絵里!もうなんでもいいからとにかく避けて!避けなさいよっ!」
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