絵里「例え偽物だとしても」
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135: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/24(火) 22:43:30.90 ID:Sjljkzyd0
絵里(暗い話をしながら夜の街を駆ける私たちに街灯の淡い光は眩さを描いてた、曜の家は住宅街にある一軒家らしくて真っ暗な夜道の闇に紛れ着々と曜の家との距離を縮めていった)

絵里(私は毎時賑わう大都会のマンションに住んでたからよく分からなかったんだけど、こういう住宅街っていうのは夜中だと私たちを照らしてくれる光があまりなく視界があまりよくなかった)

絵里(…それ故か、いや関係無いかしら。次の瞬間には闇に映るたった一つの光が状況を変えた)

キランッ

絵里「っ!」

善子「スナイパーよ!隠れて!」


プスッ


絵里「…!スナイパーってこんな銃声だっけ?」

善子「…いや違う、多分サプレッサーをつけてる」

絵里「サプレッサー?」

善子「銃声を抑えるアタッチメントよ、これで銃声による位置の捕捉がされにくくなるの。ただその分弾の威力を減らすからリスクもあるわ」

善子「…もちろん人を殺す威力であるのは変わらないけど」

絵里「…なるほど、厄介ね」

絵里(向かい右側にある屋根から見えた煌く白の光に私たちはすぐ反応してすぐそばにあった曲がり角を曲がって死角へと逃げた)


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