【安価】安価ファンタジー冒険者で地の文多めのマジメなやつ
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106
:
◆a0UdM47R7d2e
[saga]
2019/09/07(土) 22:36:47.68 ID:rjqTezbP0
「普通は跡に棲み付かれねぇように壊すはずなんだがなぁ……。
いやま、今は関係ねぇか」
ヴォルフはそう言って木に寄りかかり、この場での偵察を兼ねた休憩を告げた。
以下略
AAS
107
:
◆a0UdM47R7d2e
[saga]
2019/09/07(土) 22:43:40.26 ID:rjqTezbP0
もしやと思い靴を脱げば、そこには血がにじむ傷があった。
慣れない長時間の歩行に山歩き。
それが足に過度の負担をかけ皮膚を破ったのだろう。
以下略
AAS
108
:
◆a0UdM47R7d2e
[saga]
2019/09/07(土) 22:54:24.13 ID:rjqTezbP0
「ほー、慣れたもんじゃねぇか」
感心したような声が頭上から降る。
腕を組んだヴォルフはミアの手際をじっくり確認していたようだ。
以下略
AAS
109
:
◆a0UdM47R7d2e
[saga]
2019/09/07(土) 22:59:57.89 ID:rjqTezbP0
人心地ついたミアだったが、少しすればどうしたものかと思考が回り始めた。
この場で村落跡を監視して一刻。
短くはない時間だ。
それまでをただ休むばかりで良いのだろうか。
以下略
AAS
110
:
名無しNIPPER
[sage]
2019/09/07(土) 23:00:40.23 ID:fM7k6quE0
1
111
:
名無しNIPPER
[sage]
2019/09/07(土) 23:01:22.37 ID:1r+Dp/PDO
3
112
:
◆a0UdM47R7d2e
[saga]
2019/09/07(土) 23:09:44.73 ID:rjqTezbP0
いや、とミアは思い直した。
余計な事はするべきではない。
指示に従って大人しく息を整えようと、ミアは自身の膝を抱え込む。
心を落ち着かせるように目を閉じて深く呼吸した。
以下略
AAS
113
:
◆a0UdM47R7d2e
[saga]
2019/09/07(土) 23:22:29.83 ID:rjqTezbP0
山中、往路の最後をヴォルフに先導されミアは進む。
視界に移る村落跡は徐々に大きくなっていく。
屋外で行動している子供ほどの何かも捉えられるようになった。
ゴブリンだと、ミアも確信を抱く。
以下略
AAS
114
:
◆a0UdM47R7d2e
[saga]
2019/09/07(土) 23:42:29.95 ID:rjqTezbP0
そうして、やがて村落跡の至近に達する。
既に山は抜けた。
村と山の合間にある平地、その草むらに隠れ進んできたがここが接近の限界だった。
あと数歩も踏み出せば身を隠せるだけの高い草は無くなっている。
以下略
AAS
115
:
◆a0UdM47R7d2e
[saga]
2019/09/07(土) 23:55:54.88 ID:rjqTezbP0
「よし……いくぞ」
言葉と共に縮こまっていた巨体が立ち上がる。
そのまま大股で数歩進めば、ヴォルフはもう村からもハッキリと見て取れただろう。
以下略
AAS
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