【安価】安価ファンタジー冒険者で地の文多めのマジメなやつ
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112: ◆a0UdM47R7d2e[saga]
2019/09/07(土) 23:09:44.73 ID:rjqTezbP0
いや、とミアは思い直した。

余計な事はするべきではない。
指示に従って大人しく息を整えようと、ミアは自身の膝を抱え込む。
心を落ち着かせるように目を閉じて深く呼吸した。

山への恐怖は未だあるが道中ほどではない。
このままじっとしていれば回復も早いはずだ。


―――――
―――



「よし、そろそろ行くか。
 数も大体見て取れた」


ヴォルフの声にミアは顔を上げた。
促されるままに立ち上がり、荷を背負って杖を持つ。

疲労は完全に抜けたわけではない。
それでも「一歩も動けない」という状況からは随分と遠くなっていた。
これならば村落跡までの行程も大きな問題無く歩みきれるだろう。



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