【安価】安価ファンタジー冒険者で地の文多めのマジメなやつ
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106: ◆a0UdM47R7d2e[saga]
2019/09/07(土) 22:36:47.68 ID:rjqTezbP0
「普通は跡に棲み付かれねぇように壊すはずなんだがなぁ……。
 いやま、今は関係ねぇか」


ヴォルフはそう言って木に寄りかかり、この場での偵察を兼ねた休憩を告げた。

村内が見下ろした状態で一刻ほど待機し、おおよその数を把握。
問題がなければ山を一直線に下って殴り込むという。
それまでにしっかり息を整えておけと指示がされた。

ミアは了解の返事を返し、ヴォルフのすぐ隣に腰を下ろす。
山中の危険はすでに十分に把握している。
そばを離れる事は子供でも分かる程に無謀だった。
これまで感じていた巨体の頑健さから離された事が不安を生んでいたというのもある。


と、そこでミアは一つ気付いた。
地面に伸ばした足、靴の中にじりじりとした痛みがある。



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